大型家具からインテリア小物まで、北欧スタイルのリビングアイテムがそろうイケア(IKEA)。格安価格にもかかわらずおしゃれで機能的な商品が手に入ると、日本でもオープン当時から大人気ですが……。

ほぼ唯一の難点、それは郊外にあるということでしょう。ほとんどの店舗が車がないとなかなか行けない場所にあり、「好きだけどひんぱんには行けない」という人も少なくなかったと思うんです。

ですがあと約2年後、この認識が一変するかもしれません。なんと東京のJR原宿駅から徒歩1分という超都心部に、イケア・ジャパン初の都心型店舗がオープンするようなんです~!

【原宿駅の目の前にIKEAが!】

イケアの都心型店舗が登場するのは、現在建築中の複合ビル「原宿駅前プロジェクト」の中。JR原宿駅の改札から道1本はさんだ目の前、ということで、多くの人で賑わうこと間違いなし。ちなみにここはかつて「原宿アパートメンツ」という古いマンションが建っていた場所です。

原宿プロジェクト完成にともなう開店時期は、東京オリンピック開催を控えた2020年春の予定。店舗のコンセプトおよび詳細は、確定次第発表されるということでした。

【ネットでも即話題になりました】

イケア・ジャパン株式会社代表取締役社長のヘレン・フォン・ライスさんいわく、原宿に登場する都心型店舗には、今やイケアの名物ともなった “食事スペース” も設けられる予定とのこと。

待望のニュース第一報が流れるや否や、ツイッターでも一時トレンド入りも果たすなど、注目の的に。

「嬉しすぎ最高すぎ!!!」
「あらやだ歩いていける」
「通勤帰りに寄れると大変に喜ばしい」
「絶対通うわ」
「もう郊外まで行かなくて良くなるのか」
「衝撃の原宿駅前のGAP横にIKEA。イケア好きにはたまらんな〜」

といった具合に、コメントも概ね歓迎ムード。しかしその一方で、

「原宿の客層とIKEAって違うと思うんだけど」
「車も乗りつけられないステキな立地」

といった、出店場所への不満や心配を訴える声も少なくなかったんです。実際、この立地では車で行くことはほぼ不可能。一方従来の郊外型IKEAは「どんな大きな家具でも自分で持ち帰る」が基本スタイルなので、車ナシでどうするんだ、という心配をしてしまうのはいたしかたないでしょう。

【広さは郊外店舗の1/10程度】

また都心部ということで、イケアならではな “広大な展示スペース” を望めないことに言及する声も多々。

この都心型店舗の面積は約2500平方メートルとなる予定で、これは国内にある他店舗の面積と比べるとわずか1/10程度(IKEA港北は2万5024平方メートル)。たしかにこの狭さだと展示できる商品数に限りがあるでしょうし、郊外とはまた違った趣きのお店になることは間違いなさそうです。

いずれにせよ、イケア初の都心型店舗がどのようなものなのか、気にならないといったらウソになります。オープンするそのときが、今から待ち遠しいですね!

参照元:プレスリリースTwitter検索 イケア 原宿
参考リンク:IKEA
執筆=田端あんじ (c)Pouch