ここ1年のあいだに散々聞いた言葉といえば、「平成最後の~」。しかしこのフレーズを聞くことができるのも、あとわずか。2019年5月1日には新元号がスタートします。

新元号のはじまりを記念してJR九州が200セット限定で抽選販売するのは、JR九州全駅の入場券セット

今ではめずらしい、厚紙でできた硬券入場券を再現した券567枚と専用バインダー、そして熊本県にある豊肥本線「平成駅」の入場券1枚がセットになっていて、レア感満載なんです。

【懐かしい硬券を活版印刷で再現】

JR九州全567駅を網羅した入場券は「B型硬券」と呼ばれるやや小さめのもの。新元号の最初の日である、「1.5.1」の発売日付が入っているといいます。

その昔JR九州の駅で販売していた硬券入場券を活版印刷で再現しているため、文字のカスレなど、活版印刷独特の風合いを楽しむことができるよう。なお、対象となる駅は、3月16日現在のJR九州の駅となっています。

【ってか、「平成」って名前の駅があったんだね!】

一方、平成駅の入場券だけは「D型硬券」と呼ばれる細長い形のもの。平成最後の日となる「31.4.30」の発売日付が、入っているといいます。

入場券の有効期間は、券面に記載の発売日から、今年いっぱいとなる12月31日まで。期間中なら各駅につき1回限り入場できるそうなので、この機会に九州旅行の計画を立ててみるのもいいかもしれません。

セットに含まれる専用バインダーは、これら入場券全てを収納することが可能。おびただしい数の入場券がずらーっと並んだ姿は圧巻なので、観賞用として楽しめるんじゃないかと思うんです。

【お値段はあまり可愛くありません】

ちとマニアックかもしれませんが、これを手元に置いておけば、いつでも平成を振り返ることができそう! ただしお値段はなかなかのハイプライスで、税込み11万円となっております。

この商品は抽選販売となっており、申し込み受付期間は、3月12日〜27日17時まで。

申し込みの際にはJR九州ウェブ会員サービスへの会員登録(無料)が必要になるほか、完全事前申込制で事前入金確認後の商品発送となる模様。当選者には2019年4月上旬にメールが送信されるとのこと。そのほか詳細については、参照サイトをご覧になってみてくださいね~!

参照元:JR九州プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch