性格や体型など親譲りのものはいろいろありますが、なかでも大きく影響してくるのが「顔」。「小さいころから顔立ちが母親そっくり」「年を重ねるにつれ年々、目元が父親に似てくる」など、鏡を見るたびに感じている人もいるのではないでしょうか?

今回ご紹介するのは、カナダ人グラフィックデザイナー兼フォトグラファーのアーリック・コレット(Ulric Collette)さんがおこなっている写真プロジェクト「ジェネティック・ポートレート(Genetic portraits)」

これを見ると、私たちの顔がいかに親や祖父母のDNAを受け継いでいるのかが一目瞭然! 「遺伝子ってスゴいんだなー」とその不思議さに驚かずにはいられないことでしょう。

【家族の顔を半分ずつ合成すると…】

「ジェネティック・ポートレート」は、家族ひとりひとりの写真を撮影し、その中からたとえば「右半分は父の顔、左半分は娘の顔」というふうに合成して1枚のポートレートにするというプロジェクト。画像にはそれぞれ、ふたりの関係性や名前、年齢、撮影した年が記されています。

インスタグラムに投稿された画像を見てみると、これがもう「どうしてここまで似るの!?」と空恐ろしさすら感じるポートレートのオンパレード!

たとえば61歳の祖母と孫である12歳の女の子を合わせた写真。髪の色やそばかす、シワの有無などから左半分が祖母で右半分が孫だとわかりますが、顔立ちだけを見ればほぼ同じに見えませんか?

【遺伝子ってスゴい!】

顔立ちには遺伝が大きく影響していることがひと目でわかる「ジェネティック・ポートレート」。とってもユニークな試みといえますね。ほかのポートレートを見てみたいという方は、ぜひ参照元のリンクからチェックしてみてください〜!

参照元:Instagram @geneticportraits
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch