今年で製作20周年を迎えた映画『マトリックス』。2019年9月6日から一部の映画館で期間限定「4D /ドルビーシネマ上映」が行われるということで、さっそく体験してまいりましたよ~!

あの名作をもう一度映画館の巨大スクリーンで観られること自体貴重なのに、揺れや風を感じられる4D上映まで加わるというのだから期待度MAX。

あんなシーンやこんなシーンがどんなふうに再現されるのか、楽しみすぎるんですけども……!

【小さな子どももいるっ!】

私が出向いたのは、東京・六本木にあるTOHOシネマズ六本木ヒルズのMX4D上映。土曜日の午後ということもあってかほぼ満席状態で、小さな子ども連れのお客さんもいました。

【めっちゃ風吹くし、めっちゃ席上下する】

いざ映画本編がはじまると、冒頭から刺激の連続

ネオ(キアヌ・リーブスさん)やトリニティー(キャリー=アン・モスさん)が走れば強めの風が吹き、飛べば座席がグイングイン動くので、息つく暇がありませんっ。

【戦闘シーンの「連続打撃」にやられました】

もっともスゴイのは戦闘シーンで、打撃や銃を撃つ描写があるたびに背中に衝撃が走るーーー! しかも結構強めのやつーーー!!

実際にボコボコにされているような気分になるので、「お願いもうやめてえええええ」と叫びそうになりました。イスが動いているだけで自分は動いていないのに、なんだかものすご~く疲れたヨ……。

というわけなので、上映中の飲食は至難の業です。また出てくる戦闘シーンがどれもこれも長尺なので、それなりに覚悟したうえで挑んだほうがいいかも!?

【意外なタイミングで水しぶきがくるよ!】

ちょっぴり面白かったのは、いちばん大きな水しぶきが意外すぎるタイミングで出てきたところ。

水や液体が出てくるシーンはほかにもあるのに、「なぜここで!?」なシーンでビシャァアッと飛び出してくるので、観に行く方は楽しみにしていてくださいね~!

【映画の世界と上映方法がリンクする】

MX4D上映を体験して得た最大の “気づき” は、4D上映は『マトリックス』の登場人物たちが体験していることに限りなく近いという点。

「イスに座ったまま、目の前に見える仮想空間を、現実世界であるかのように体験できる」

これってまさに、ネオたちが工作船の中で行っていることであり、4D上映そのもの! 映画が劇場公開された1999年当時にはなかった上映方法だからこそ、なおさら感慨深いものがありました。

そういった意味でも、4D上映は『マトリックス』の世界観を体験するのに打ってつけだと思います。今だけなので、この機会をお見逃しなく! 上映館や日程などの情報は参照元のリンクからご確認ください。

参照元:マトリックスマトリックス劇場情報
撮影・執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼エンドロール直前にも刺激がくるので、フライングで立たないようご注意を~!