ブームに乗って令和婚した私。

結婚といえば、新婚旅行。新婚旅行といえば、海外旅行。

そんな「海外旅行へ行っていい」空気を利用して、新婚旅行の定番「ハワイ」に行き、夫婦で1ヶ月留学を実行したのです!

とはいっても、その道のりは簡単なものではなく、お金や会社のことなど準備が必要。ときに「ハワイに1ヶ月なんて無駄だよw」と言われ辞めようかなと思う日も。しかし、それらを夫婦で乗り越えた結果、2人とも成長して「人生の幅が広がった」と感じたのです。やってよかった……。

今回はどうやって実現したのか、お金はいくらかかったのか、どこで生活したのかなど、「準備編」「生活編」「語学学校編」の3つに分けて、リアルな内容をご紹介したいと思います。

【きっかけは、夫が海外旅行ができない人だから】

私達夫婦は新婚旅行の行く先をずっと悩んでいました。なぜなら夫は飛行機が超苦手だから。

(会社を休める)せっかくのチャンス……無駄にしたくない! でも夫にムリはさせたくない!

そこで思いついたのが「どうせ海外行けたとしても2人で最後の海外旅行になるから長期滞在したいです」。

会社がいいよ!なんて全く言っていないけど、計画だけなら0円なのでとりあえすひとりで計画していきました。

彼は東京生まれ東京育ち。「上京してみたいなぁ」とずっと言ってたので、場所はアメリカにしよう。ただ長期にいるのも面白くないので語学留学もしよう。そしてバカンスもしよう。よし、ハワイだ!

ということで、夢みたいな話をダメ元で彼に相談したところ「飛行機嫌いだけど……頑張るよ!」と言われ、1ヶ月の夫婦ハワイ留学が決定しました。

【ダメ元で会社に相談】

断られたら潔く諦めようと思い、会社にダメ元で相談。かなり緊張したけど、表面状は「思いついちゃった」というふわふわ感で話してみました。

すると「いいじゃん!行ってきなよ!」と快くOKしてくれたのです。なんていい会社なんだちなみに採用募集中)!

さっそく迷惑かけないよう、ハワイでリモートワークするべく、スケジュールや仕事方法を練り調整。彼はフリーランスなので、1ヶ月仕事が入らないように調整。

私は働きながらのハワイ滞在になるけど、無事に半年後のスケジュールをおさえることができました。

【夫婦はNG?留学エージェントに断られた】

会社からOKをもらったら次に留学の準備! 2人とも留学経験はないし、海外旅行経験もほぼないので「留学エージェント」を利用。さっそく「2人で住めるコンドミニアム」「学校は30代以上もいる日本人少ないところ」を条件に、いろいろ探してみました。ところが……!

「夫婦で部屋を借りる手続きはやっていない」
「夫婦で留学は怪しまれますね(何に?)」

と断られることも。まさか夫婦であることが足を引っ張るなんて……!

出発まで残り2ヶ月切っていたため、もう自力で探そうかなーと思っていたところ、「イーストマンハワイ」という会社に出会い交渉成立! 家と学校の手配をしてもらいました。エージェント利用でかかった金額は約70万円(2人分)です。

【スーツケースやWi-Fなどを準備だ!】

家も学校も決まったら、あとは出発の準備をするだけ!

・パスポート
・アメリカへ訪れる際に必要なビザ「ESTA」
・航空券(2人で往復約20万円)
・Wi-Fiレンタル(約3万)
・格安スーツケースを2個レンタル(約1万5千)
・三井住友海上の海外保険を利用

洋服は3日分、ドレスコード用の服1着、水着、薬など。もし現地で必要なものが出ても、スーパーへ行けばいい!と潔く諦めて、出発前夜に適当に準備してそのまま飛行機に乗り込みました。

【ハワイ到着後に必要だと思ったものの】

こんな感じで、ザクザクっと準備したわけですが、結果から言えば私たちは準備不足だったと反省しました。短期の旅行ならいざしらず、物価の高いハワイで1ヶ月生活する際に「これは必要だった」と後悔したのが以下3点。

・楽天のクレジットカード(楽天ラウンジが使える、ポイントがたまりやすい)
・JCBのクレジットカード(値引きしてくれるお店や無料のバスなどサービス多し)
・ソフトバンク携帯(アメリカ放題というサービスが便利)

特定のサービス名を挙げるのは少しためらわれますが、留学していたほかの日本人生徒や、長期滞在の日本人は、みんなこれらを活用していました……。

【ハワイ1ヶ月の生活で使った金額は?】

そして現地では、自炊生活中心だったものの、新婚旅行中なので、外食やアクティビティも楽しみ、現地で使った金額は60万円ほど。

つまり、ハワイ1ヶ月(留学付き)の移動と生活で140万円ほど使いました。人生でいちばんお金を使ったと思うけど、私たち夫婦にとっては、それくらいの価値があったと思うし、なかなか体験できないことばかりだったのです。詳しい内容はまた次回お伝えします。

参考リンク:イーストマンハワイ
執筆:百村モモ
Photo:(c)Pouch