聖徳太子が定めた日本初の冠位・位階である「冠位十二階」をイメージしたお香セットが、「フェリシモおてらぶ」で販売されています。

冠位十二階がテーマということで、お香も12種類。パッケージは聖徳太子が手に持っている細長い板「笏(しゃく)」がモチーフとなっていて、インパクト抜群なんです!

【12階の冠位がお香に!】

十二の徳目を香りで楽しむ 冠位十二香の会」は、2019年のイベント『新西国霊場会出開帳開催「霊場巡拝(おまいり)いこか」』のコラボ商品として誕生したお香セット。

お香の名産地として知られる淡路島産で、12階の冠位である大徳・小徳・大仁・小仁・大礼・小礼・大信・小信・大義・小義・大智・小智をテーマにしたお香がラインナップされています。

【色も再現されてます】

冠位ごとに、さまざまな色と香りがそろっているのも特徴です。

小徳:蘭(らん)と麝香(じゃこう)
大仁:薫衣草(ラベンダー)
小仁:海
大礼:牡丹(ぼたん)
小礼:金木犀(きんもくせい)
大信:白檀(びゃくだん)
小信:竹
大義:鈴蘭(すずらん)
小義:甘い果実
大智:沈香木(じんこうぼく)
小智:無花果(いちじく)

たとえば、もっとも冠位の高い大徳のお香の色は濃い紫で、香りは「桔梗」なのだとか。そのほかのお香も、和の草木の香りはもちろん、いちじくや海など、どんな香りがするのか気になってしまう〜!

なお、お香1本につき約20分間楽しめるとのことです。

【パッケージの「字」にもご注目】

「十二の徳目を香りで楽しむ 冠位十二香の会」のお値段は月1セットで税込み896円。毎月12種類の中から1種類ずつ届く仕組みですが、1回きりの注文も可能です。

ちなみにパッケージに書かれた「冠位十二香」の文字は、聖徳太子直筆の「四天王寺縁起」という宝物から1文字ずつ抽出したものなのだそうですよ。

直筆と聞くとさらに、ありがたみが増しますね……!

参照元:フェリシモ
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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