2020年3月25日に行われた会見で、東京都 小池百合子知事が呼びかけた「週末の外出自粛」。

これにともなって、連日報道されているのは全国各地で “買い占め” が起きている……ということ。

少し前に起こったトイレットペーパーの買い占め問題は、メディアが報じる “空の商品棚の写真や映像” が助長したと言われています。

【「空の商品棚」を見ると不安になる人も…】

トイレットペーパーの買い占めのような事態が再び起きることのないように、各社 “空の商品棚” を掲載するのはやめた方がいいのではないかと。

もちろん、買い占めが起きていることへの注意換気もあると思います。

ニュースの内容が「買いだめはやめよう」「在庫はあるから安心してほしい」という内容だったとしても、空になった棚の画像や映像を見ると不安を感じる人も多く、逆効果になってしまうのではないかと思うのです。

【慌てないようにとスーパーも呼びかけています】

今回の事態にあわせて食品スーパーマーケットの団体「全国スーパーマーケット協会」は、ツイッターで

「メディアの皆さんから続々電話取材が来ています『食品の生産、物流は滞ってませんし、店が閉まるわけでもありません。営業は継続されます。店頭の欠品も徐々に回復します。慌てないでください。そしてメディアが煽るようなことは、どうぞお控えください』というようなお話しをしています」

とコメントしています。

【スーパーや物流で働く人たちを応援】

そしてこういうとき、いちばん大変なのはスーパーや物流業界で働く人たちです。

トイレットペーパーの買い占めが起きたとき、SNSには薬局で働く人たちの大変な思いをしたという声が溢れていました。

スーパーやドラッグストアの店員さんや、商品を運送する運転手の方など、多くのスタッフの頑張りに私たちは支えられています。むしろ今は応援し「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えたいと思いました。いや実行するぞ！

週末はお互いに協力して乗り越えましょう！

参考リンク：Twitter @newsuper_jp
執筆：Pouch編集部
Photo：(c)Pouch