以前Pouchで、中国の美少女が魅せるあまりに美しい麻婆豆腐のつくりかたをご紹介しました。

李子柒(リーズーチー)さんはその後も変わらず、YouTubeチャンネルに動画をアップ。四川省の山間での自然と寄り添う暮らしぶりを、高画質な映像で紹介し続けています。

テレビ番組やSNSに疲れちゃったときにぜひ見てほしい、李さんの動画の魅力をご紹介します。

【育て、収穫し、つくる】

たとえば布団をつくるとき、李さんは綿の花を種から育てます。そして成長した綿の実を手摘みで収穫し、ブラシで繊維をほぐし、昔ながらの道具をメンテナンスして綿を打っていきます。

そうして布団として仕上げるまでの過程は、見ているとすごく大変な重労働! でも、今までは考えたこともなかった「手作業で布団を作る過程」を知ることができるあたりもまた、興味深いんです。

そして何より、李さんがその作業を「そういうもの」として、とても自然体で取り組んでいる姿が本当に美しい!

食べ物でも衣料品でも、自分にとって必要なものは、育てて、収穫して、つくる。そんな李さんを見ていると、「生きる」という行為にともなう命の循環をしみじみと感じられます。

【おばあさんの存在が愛おしい】

また、最近アップされている動画には、李さんと一緒に暮らすおばあさんの姿がたびたび映っています。

おばあさんは、李さんの手仕事を手伝ったり、李さんの作る手料理を食べたりと、本当にちょこっと出演しているだけ。

ですが、2人がそんな暮らしを当たり前に過ごしていることがよく伝わってきて、それがまた動画の中で営まれる日々に愛おしさを添えているのです。

【生きることの美しさ】

李さんが動画で「つくる」のは料理や衣料品だけではありません。刺繍に挑戦したり、正月飾りを自作したりと、その多才ぶりには目を見張るものがあります。

でもすべての動画に共通しているのは「生きることの美しさ」。

季節ごとに移ろう山の色、庭に咲きかえる花々と実った作物、火をおこし調理し、手仕事をする李さんの姿……自然とともに、ただ生きている、生活している。それだけのことがとても力強くて美しくて、なんだか励まされるのです。

きっと見終わった頃には、新鮮な朝の空気の中で深呼吸をしたような、清々しい気持ちになれるはずですよ。

参照元:YouTube
執筆:森本マリ (c)Pouch

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