カナダのトロントに暮らす雑種犬のレイラン(Raylan)のお仕事は、飼い主さんが保護した子猫たちの “お母さん役” を務めること。

レイランは男の子なのですが、子猫たちはみんなレイランをママとして慕っていて、一緒にいる姿はまるで本当の親子のようなんです。

【子猫たちはレイランのことがだ~い好き!】

現在レイランがお世話しているのは、生後約3週間で保護された子猫たち。

しま模様がヘンドリックス(Hendricks)、ハチワレがボンベイ(Bombay)という名前で、2匹ともレイランにベッタリなんです。

特にボンベイは、レイランの後をついていくのが大好きなよう。

その様子をとらえた動画がインスタグラムに公開されているのですが、小さな手足を一生懸命動かしてちょこちょこついていく姿にキュンとします。

保護された当時は、生後2週間ほどの体重でかなり細かったようですが、よく食べよく遊んで健康に育っているみたいで本当に良かった〜!

【すぐに「ママだ!」と認識した模様】

子猫たちは、引き取られて1時間も経たないうちに、レイランを “自分たちの母親” だと認識したそう。

レイランが2匹を構わないでいると、ミャアミャアと鳴きながらアヒルのように後をついていくらしく、かわいすぎて身もだえてしまいますっ。

そんな子猫たちの気持ちに応えるかのように、レイランもせっせと2匹をお世話。子猫たちをくわえて運んだり、体を舐めてキレイにしてあげたりと、かなり面倒見がいいんですよ~っ。

インスタグラムで過去の投稿をさかのぼると、かなり前から子猫たちのお世話をしてきたようで、レイランにとっては “慣れたもの” という感じなのかもしれません。

【レイランも保護犬でした】

そんなレイランも、元々は保護犬。殺処分される可能性の高い “ハイキルシェルター” と呼ばれる保護施設から救い出されたそうなんです。

保護された2か月後には、1カ月もかからず「冷蔵庫からビールを取り出す技」を習得したそうで、とっても頭がいい子なんですねぇ。

そのうえ、しっかりと子猫の世話をする愛情も持ち合わせているだなんてすごいっ! これからも優しく、子猫たちを見守ってあげてね~!

参照元:Instagram @raylan_the_dog
執筆:田端あんじ (c)Pouch