お肌の大敵と言えば紫外線です。私は肌が弱いことに加えて、舞台女優という職業柄、演じる役に影響してしまうため日焼けは厳禁。

1年中、日焼け止めを塗るのは当たり前。日差しの強い季節は日傘も欠かせません。紫外線対策を色々と試してきた中で、昨年ついにお気に入りの日傘と出会ったのです。

今回は100%遮光で話題になっている「芦屋ロサブラン」の日傘を紹介したいと思います。

【日傘によって遮光レベルが違う】

ひとくちに「日傘」と言っても、その機能には差があります。

例えば、レースや刺繍のある日傘は、針穴から光が入ってきてしまったり。裏面がシルバーや白だと、照り返しで紫外線が傘の中にも入りこむことになってしまったり……。

そんな中「芦屋ロサブラン」の日傘は100%遮光してくれるという口コミを発見! 実際に使ってみることにしました。

【お高いので迷うけど…】

「芦屋ロサブラン」の日傘はデザインやサイズが豊富ですが、私はコンパクトにたためる3段おりたたみタイプを選ぶことに。

お値段は12650円(税込み)とお高めなので迷ったのですが、生地そのものが100%遮光なので破れない限りずっと紫外線カット効果は落ちないそう。ずっと使えるなら……と思い切って購入してみました。

【傘の内側が真っ黒!】

手にしたときにまず驚いたのは「裏地へのこだわり」

傘の内側が漆黒と表現してもいいぐらい真っ黒で、明らかに他の日傘とは違います。生地自体も、これまで使ってきた日傘よりもやや厚めでしっかりしている印象です。

表面は普通の日傘ですが、こちらも生地がしっかりしていて高級感があります。骨も丈夫そうで壊れにくそう。

【まるで日陰を歩いてるよう】

実際に使ってみると、傘の裏地が真っ黒なので、日傘をさすと視界が暗くなるほど。そして真夏の暑〜い日に使うと、傘の内側と外側では温度が違うのも感じられて、傘をさしていると涼しいんです。

例えるなら、日陰を持ち歩いている感じ! これまで使ってきた日傘の中でも、ダントツで傘の中と外の差を感じました。

個人的な感想ではありますが、やっぱり「紫外線を防いでくれている」という実感があるのがお気に入りになった大きな理由です。

【持ち歩きやすい】

もうひとつ便利だったのは、3段におりたたまなくても傘を閉じて固定できること。おりたたんだ状態だと確かにコンパクトで持ち歩きにはぴったりです。

ただ、少しだけお店に立ち寄るときなどに傘を毎回たたむのは「どうせすぐ開くのになぁ……」と面倒に感じていたんです。

でもこの傘は骨をおりたたまなくても傘を閉じられるようにバンドが付いているんです。傘袋も2wayで、長いままの状態でも持ち歩きできます。

小さな工夫ですが、これはかなり便利でした!

【雨の日も使える】

嬉しいことに、撥水加工されているので急に雨が降ってきたときは雨傘としても使えます。梅雨〜夏の時期は特に天気が変わりやすいので、日傘と雨傘を2つ持ち歩かなくてもいいのは助かりました。

気になる点は、遮光の生地がしっかりしているぶん折りたたみづらくて少し重さがあることぐらいでしょうか。でも、その代わりに効果を感じるので個人的にはもう手放せません。

最初は「少しお高いかな……」と思っていましたが、1年間使ってみて、紫外線カットの実感と使い勝手のよさから大満足しています。あまりに気に入ったので、おりたたみではない長傘タイプも追加で購入してしまいました。

ちなみに、購入してから約1年間使っていますが、壊れたり劣化したりする様子もありません。長く愛用できそうなので買ってよかった!

田中みな実さんをはじめ、女優・タレントの間でも愛用者が多いそう。紫外線が気になる方、長く愛用できる日傘を探している方はぜひチェックしてみて下さいね!

参考リンク:芦屋ロサブラン
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch