ここ数ヶ月で、利用する人も対応する店舗も急増した “テイクアウト”。わたしも、利用する機会がかなり増えました。

打ち立て、茹でたてのうどんが食べられることでおなじみの「丸亀製麺」も2020年5月27日からうどんのテイクアウトをスタートしています。

「丸亀製麺」といえば、できたてにこだわりがあるお店のイメージ。テイクアウトのうどんはどんなふうに提供されているのか、気になったので実際に買ってみました。

【店頭で並んで注文します】

わたしが訪れた「丸亀製麺」では、テイクアウト利用の場合も店内飲食と同じ待機列に並んで注文するスタイルでした。

どのうどんでも注文できるというわけではなく、お持ち帰り可のメニューが決まっているので、並びつつメニューを確認します。


天ぷらはもともとお持ち帰りできる商品なので、天ぷらも合わせて買う場合は、指定の箱を事前に取っておく必要があります。

注文する際には「持ち帰りで」と声をかけ、あとは通常通り注文するだけ。

その場でうどんを受け取るのではなく、会計を済ませてから、持ち帰り用の器に入ったうどんを手渡してもらう方式です。

【うどんとつゆはセパレート】

わたしが注文したのは、「とろ玉うどん」の並(税込440円)。


容器のフタを開けてみると、麺とつゆがセパレートになっている仕組みでした。なるほど、これでうどんがつゆを吸ったりのびたりするのを防ぐわけかー!


うどんや卵をつゆに入れ、さっそくいただきます。


おいしい……。


セパレート式のおかげか、モチモチとした丸亀ならではの食感そのまま、つゆとしっかり絡んで食べごたえも抜群。お店で食べるのと変わらない味がそこにありました。

ああ、ずっとこの味が食べたかったんだなああぁ。

【自宅でゆっくり食べられるのがうれしい】

丸亀製麺は、その人気ゆえにいつも混み合っているイメージがあります。そのせいか、店内では、いつも急かされるようにあわただしく食べていたような気も。

それが、テイクアウトなら自宅でゆっくりうどんを味わいながら食べられるんです。これだけで精神的においしさ2割増し。

容器の工夫も相まって、店内で食べるのと味も遜色ありません。これからも積極的にお持ち帰りを利用したいと思いました。

【デメリットをあげるなら…】

敢えてデメリットをあげるとするなら、テイクアウトできるメニューが限られていること。釜揚げ系は基本的に対象外なので、大好きな明太釜玉うどんは残念ながら注文できませんでした。

また、天かすなどの無料トッピングについてですが、こちらはお店の人がいれてくれるので、「天かす鬼盛り! ネギ増し増し!」といったこだわりがある人には物足りないかも。

実は、丸亀製麺のお持ち帰りを2度利用してみたのですが、1度目はうどんの横にトッピングが盛られていたのに対し、2度目は小分けの容器に入れたものをつけてくれたんです。

なのでお店によって、あるいは対応してくれる人によっても、無料トッピングの付け方が違うかも。好みもあると思うので、気になる方は注文時にその旨を伝えたほうが良いかもしれません。

【お持ち帰り専用「弁当」もあるよ!】

でもそうした点を差し引いても、自宅で気軽においしいうどんが食べられる丸亀製麺のテイクアウトは本当におすすめ。これからの時期、冷たいうどんもきっとおいしいだろうなあ!

なお、お持ち帰り限定の「うどん弁当」シリーズもありました。こちらはうどんと各種天ぷら、いなり寿司のセット。


うどんだけでは物足りないという人や、天ぷらを別の容器で買う手間を省きたい人に良さそうでしたよ〜!

メニューの詳細やお持ち帰り実施店舗については、お近くの店舗もしくは丸亀製麺の公式サイトにてご確認くださいね。

参考サイト:丸亀製麺[1][2]
撮影・執筆:森本マリ
Photo:(c)Pouch