モチモチうどんでおなじみの丸亀製麺は、台湾にも30店舗以上進出しています。台湾在住でも、日本の味が気軽にいただけるのはうれしいです♪

ある日、台湾の人たちがどんなメニューを注文しているのか気になって観察してみたところ、けっこうな確率でスープが白く濁っていることに気づきました。

これはいったいなんだろう?と思ってメニューを見てみたら……日本では見たことがない「豚骨うどん」がある~~!

台湾人は日本の豚骨ラーメンが大好きなんですが、まさか丸亀製麺に豚骨うどんがあるなんて……! これはもう気になってしょうがないということで、さっそく食べてきました。

【ビジュアルはまさに豚骨ラーメンのよう】

豚骨うどん「豚骨烏龍麵(トゥングーウーロンミエン)」は、うどんに白濁した豚骨スープをかけ、半熟卵と豚バラ薄切り肉をのせた状態で提供されます。刻みネギや天かすなどを自由にトッピングできるのは、日本と同じです。

豚骨うどんは中サイズで129元(約470円)でした。

麺がうどんであることをのぞけば、ビジュアルはまさに豚骨ラーメンのよう……! ここが丸亀製麺であることを忘れてしまいそうです。

【コクのある濃厚豚骨スープにうどんが絡み合う!】

まずはスープをひとくち。豚肉の旨味がとろ~り溶け出したかのような濃厚かつクリーミーなスープで、塩気がしっかりときいています。うどんのつゆ感はほとんどなくて、スープだけだとTHE豚骨ラーメン!

そこにもちもちでコシのあるうどんが絡み合うのですが、濃いめのスープが食欲を刺激し、うどんを食べる手が止まらなくなります。うどんと豚骨の相性がこんなにも良いものだったなんて……!とビックリ。

半熟卵はしょうゆベースのタレがしっかりとしみ込んでいて、箸休めにぴったり。豚肉は、かむたびにお肉のおいしさがジュワッと口の中に広がります♪

【天かすやネギとも好相性】

無料トッピングの刻みネギのピリッとした風味や、天かすを入れることでスープのコクがぐっと増し、こってり感が加わりました。どちらも豚骨うどんとよく合っていて、味の変化を楽しめます。

【日本で販売しても人気が出そう】

丸亀製麺の豚骨うどんは、日本のうどんと豚骨ラーメンの良さを二重でひきだしたかのような完成度だと思いました!

日本で販売しても人気が出るんじゃないかな? 台湾人の多くがこのうどんを注文していたのも納得の一品でした。

参考リンク:丸亀製麵(台湾)
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch