働き方改革により、オンラインでの会議や面接が増えましたよね。舞台女優の私が関わる演劇界でも、オンラインでの公演はもちろん、お稽古まで行われるようになりました。
そんな中、スマホでzoomやwebexを利用しているときに気づいてしまったことがあります。
「私の部屋、思ったより暗いかも?」
特に夕方以降の室内は実際以上に暗く見えてしまうような気が……。
いろいろ対策を調べてみたところ、顔を正面から照らしてくれるスマホスタンド付の「LEDリングライト」を発見! 試しに購入してみました。
【スタンド付で高さや角度を調節できます】
LEDリングライトを取り付けるスタンドは組み立て式。詳しい説明書は付属していませんでしたが、部品が少ないこともあり、HPの見本写真を見ながら簡単に組み立てられました。
スタンドは約51・77・110cmの3段階に高さ調節が可能。
リングライトの中央にスマホを取り付けるクリップは、首が自由に曲げられて角度調節もできちゃいます。
リングライト本体も90度曲げられるなど、こちらも角度の自由度はかなり高めでびっくりしました。
ちなみに電源はUSBのみでした。コンセントで使いたい方はご注意下さいね。
【ライトは3種類】
コードに付いているリモコンで、光の色や光量を操作します。
ライトの色は、昼白色(ブルー系)・昼光色(オレンジ系)・電球色(より強いオレンジ系)の3種類。
なんと明るさも10段階で調節できるとのこと。これは使えそうで期待が高まります……!
【ライトをONしてみました!】
では早速、LEDリングライトがある状態とない状態で明るさを比べてみたいと思います。
純粋にリングライトの効果を見るために、どの写真もカーテンは閉じてiphoneのインカメラで撮影という条件です。
3色それぞれのモードで、光量0(ライトなし)・光量5・光量10(MAX)で、顔映りを比較してみたいと思います!
<昼白色(ブルー系)>
3つのモードの中で、1番ナチュラルな室内の光に見えるように感じました。「ライトをあててます!」という強い光にならないので、オンライン面接や会議のときにいいかもしれません。
<昼光色(オレンジ系)>
肌の血色がよく見えて、自然光の下にいるような健康的な肌色に見えます。オンライン飲み会など、プライベートで使いたい光でした。
<電球色(より強いオレンジ系)>
1番光が強くて、メイク映えする光だなと思いました。「ライトあててます!」という明るさなので、とにかく顔をはっきり映したいときにおすすめです。
どの明かり・光量レベルでも共通して感じたのは以下の点です。
・光量が増えたおかげか、カメラのピントが合いやすい
・顔色が良く、肌がキレイに見える
・正面から光が当たるので、前髪などが影になりにくい
特にリングライトなしだと、上(天井)からの光のせいで目元にくまのような影ができてしまうので、それが解消されただけでもかなり顔映りが変わるなと感じました。
【ここが改善されればもっといいなと思った点も】
ただし、実際に使ってみて気になった点もいくつかあります。特にリモコンは「不良品かな?」と思うような点がありました。
・光量を表示する液晶などがなく、今どのくらいの光量なのかわかりにくい。
・電源のオンオフがきかない。(USBを抜けばオフになりますが……)
・たまにモードの切替も上手くいかない
念のため購入先のレビューを見てみたのですが、電源のオンオフについては同様の口コミがあったので、もともとの仕様なのかもしれません。
室内でのぼや〜っとした印象がはっきりした映りになるので、個人的には3380円(税込み)というお値段を考えると機能的には十分かなと感じました。
それだけにリモコンがきちんと作動してくれれば言う事なしだったのに……と思わずにはいられません。
使うと明らかな効果は感じられましたし、性能自体は悪くないので、オンライン会議や面接が多い方はお家に1台あると便利かもしれません。
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