妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」が、毎年恒例「たまひよ名前ランキング」を発表。今年2020年に人気を集めた「赤ちゃんの名前」が公開されました。
「名前ランキング」で1位を獲得したのは、男の子が「蓮」で女の子が「陽葵」。「蓮」は3年連続、「陽葵」は5年連続で首位を勝ち取っており、不動の人気を見せました。
いっぽう、今回注目したいのは「急上昇ランキング」。
ある作品の主人公と同じ名前が急上昇していたようなんです。さて、どんな名前か分かりますか?
【めちゃくちゃ順位を上げたのは「凪」】
調査の対象となったのは、2020年1月~2020年9月に生まれた新生児19万7940人。
「急上昇ランキング」の男女別結果を見てみると、いずれも「凪(なぎ)」が1位を獲得していることがわかります。
男の子では昨年92位から26位へアップ、女の子では昨年60位から20位にアップしていて、すさまじい順位の上がり方にビックリ!
【ドラマやアニメが人気を押し上げた!?】
「凪」は風や波が静まることを意味する言葉。今年はいろいろあったので、平穏・穏やかであってほしいといった思いが込められているのかもしれません。
また「凪」は、ヒットドラマ&アニメ(漫画)でもよく耳にした言葉でもあります。
TBSドラマ『凪のお暇』や『私の家政夫ナギサさん』、『鬼滅の刃』の人気キャラ・冨岡義勇の技「凪」などがあり、目・耳にする機会が増えたことで人気となったのかも!?
【名前にも「ジェンダーレス化」の波が来てる?】
また「凪」が男女ともに順位を上げた背景には、「名前のジェンダーレス化」が表われているようにも思えます。
「名前ランキング」に注目してみると、男女ともトップ10内に「あおい」がランクインしており、それぞれ昨年より順位を上げています。
「読みランキング」でも男女ともトップ10に入っているほか、「トップ100」でも男女ともに関連ワードが多数ランクイン!
そのほかでは、男女共通で「つむぎ」が順位を上げているそう。
赤ちゃんの名前は、時代を映す鏡のようにも思えます。来年2021年は一体どんな名前が人気となるのでしょうね!?
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ
Photo: (c)Pouch
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