冬は、乾燥によってとくに髪がパサつきやすい季節。
花王が公開した最新の研究によると、なんと直毛に比べて「くせ毛」のほうが静電気が起きやすいそうなんです。
かくいう私も、くせ毛。湿気の多い梅雨時も憂鬱だというのに、冬まで悩まされるとは……(涙)。
花王はケアの方法も公開しているので、私と同じくせ毛の人は、参考になりますよ〜。
【なぜくせ毛ばっかりこんな目に…】
触れるとパチパチと痛くて、手ぐしをすると余計に鬱陶しくなる静電気。
髪に静電気を帯びると、髪同士が反発し合って、広がりやすくまとまりにくい状態になってしまいますよね。
今回の研究で用意したのは、くせの強さが異なる6つの毛束。
それぞれを比べると、くせが強い髪ほど、髪に帯電する静電気が大きくなることが明らかになりました。
直毛と最もくせが強い毛では、約5倍もの差(!)が出ており、くせ毛である身としてはめちゃくちゃショックん研究結果です……。
【どうして静電気を帯びやすいの?】
気になるのは、「なぜくせ毛のほうが静電気を帯びやすいのか」という点。
花王によれば、ポイントは「毛のうねり」。
毛髪1本1本の形状がうねっていることで、接触した時の摩擦抵抗が大きくなるためと推察されるそうなんです。
【マフラーやニットも大敵!?】
今回の研究では、「素材別の摩擦による静電気の大きさ」にまつわる実験も実施。
冬ものの衣類に多い、アクリル繊維・ポリエステル・ウールで調べた結果、いずれの素材においても「くせ毛のほうが静電気の帯電量が多くなる」ことがわかりました。
マフラーもニットも、冬のくせ毛にとって大敵だったとは……!
しかも髪の静電気の帯電を抑制するには、「くせやうねりをまっすぐ整える」ことが効果的らしく、もはやストレートパーマや縮毛矯正に頼るしかないのでしょうか。
【大丈夫、あきらめないで!】
花王によれば、「くせ毛ケア」を行うことで静電気を抑制できるみたい。
アウトバストリートメントを使用すれば、しっとりなめらかに整えてくれるので、髪表面の摩擦を低減できるそうなんです。髪の毛を乾燥から守ることが大事なようです。
すぐに取り入れられる、トリートメント、今日からさっそく試してみたいと思います!
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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