なんとなく心がザワザワと落ち着かなくなった時。
ほんの少し日常から離れて、ホッとできる場に身を置きたくなることってありますよね。
毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」。
誰かと一緒に過ごす元気はないけど、ひとりはなんだか寂しい……。そんな気分のときに訪れたいヒーリングラウンジ「RETREA」に行ってきました!
【好きなドリンク&アロマを選んでおひとりタイム】
今年3月に鶯谷駅徒歩5分にオープンした”RETREA Healing Lounge”。住宅街の中にある木造の古民家を利用した空間です。
ここでは「読む」「書く」「なにもしない」を軸とした贅沢な1人時間が過ごせるそう。
受付の説明によると、最初の30分(1ドリンク付き)は500円で、以降30分毎に350円が加算される仕組み。
2時間半以上滞在すると、自動的にフリータイムの2200円となるので、最初に滞在時間を決めずとも気の向くままに時間を過ごせます。
紅茶やコーヒー、ハーブティーなどこだわりのドリンクメニューの中から1品決めたら、次は好きなアロマをチョイス。
オンとオフ、気分に合わせて4種類のアロマが用意されていて、アロマストーンに垂らして携帯できるようにしてくれます。
【空白の時間を持つことの贅沢さ】
古民家の中には1階と2階にお部屋がいくつかあり、どの部屋も自由に行き来できるようになっています。
おしゃべりを控えるのがルールなので、静寂の空間が広がっています。都内で暮らしていると、なかなか畳のお部屋でゆっくり過ごす機会がないので、畳のお部屋で過ごすこと自体がちょっとした非日常です。
お水がチョロチョロ流れる電動のつくばいのあるお部屋では、心地の良い水音に癒され、お庭を眺めながらリラックス。
ロッキングチェアに身を委ねて、ぼーっとお庭の緑を眺めていると、普段いかに無意識のうちに空白の時間を作らないようにしているか気がつきます。
何もしないって、実は贅沢な時間の使い方なのかも。
【そのとき必要な1冊と出会えるかも】
コンセプトに沿って4つの書店が選んだ本がお部屋のあちこちに置かれているので、普段はあまり手に取らないジャンルの本との出会いも楽しめるのもうれしいところ。
何気なく手にとって読んでみると、そのとき必要な言葉に目が留まったりするから不思議……!
アロマの自然で優しい香りに包まれながら、お茶の美味しさをじっくりと味わっていると、余計な不安やモヤモヤから解放されて、心の静けさが取り戻せたように感じました。
口寂しくなったらおすすめなのは、RETREAで手作りしているいなり寿司。オリーブやいぶりがっこといった食材を使っていて、ちょっと珍しくも美味しく、小腹を満たすのにぴったりでした。
また、オーダーしてから焼くというスコーンとクッキーのセットは、ミニサイズのスコーンが熱々で、丁寧に淹れてくれたお茶との相性抜群です。
【瞑想で完全に力を抜いてみる】
お腹が満たされた後はオプションメニューの、45分の瞑想プログラムも体験。マットの上に横になり、ヘッドホンから流れるガイダンスを聞きながら瞑想するプログラムです。
自分の身体のパーツのひとつひとつに意識を向けていくうちに、「私の身体、いつも頑張ってくれてありがとう〜!」なんて自分を大切にする気持ちが溢れてきてジーンときちゃいました。(いつの間にか寝てしまいましたが……)
瞑想の後は、日頃感じていることをノートに書き留めてみたり、スマホで音楽を聴いたり。
そんなこんなで、気がつけばあっという間に4時間が経っていました。
【心を休めるのにぴったりなスポットです】
集中して仕事をするもよし、とにかく頭を空っぽにしてリラックスするもよし。
次回はスマホを受付に預けて完全にデジタルデトックスしてみたいと思いました。途中2時間まで外出できるので、午前はお仕事モード、お昼は外で食べてまた戻ってからリラックスモードに、なんて使い方もできそうです。
私が取材した日は他にゲストが2人いるだけだったので、あまり他の人の気配が気になることもなく過ごせましたが、事前に予約したり、電話して混み具合を聞いてみたりしてもいいかもしれません。
心を一旦無にしてスペースを空けると、ポジティブな考えや気持ちが入ってくるので、ぜひたっぷり時間をとって心のデトックスを体験してみてくださいね♪
・今回訪れたお店
RETREA
〒110-0003
東京都台東区根岸3丁目6-23-12
営業時間 / 9:00 – 20:00
※定休日:不定休
撮影・執筆:沢野ゆうこ(c)Pouch
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