日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎

2021年夏、北斎の代表作である『北斎漫画』『冨嶽三十六景』『富嶽百景』の全ページ・全点・全図が一堂に会する、前代未聞の展覧会が東京で開催されるんです!

会場に “超没入型のデジタルシアター” が出現するなど、過去と未来が融合した展示になっているという今回。

開催に伴いグッズも販売されるのですが、約20万円(!?)の「本革の福笑い」があるらしいんです……。

いったいどんな福笑いなんでしょ……!?

【デジタル展示がすごそうです】

2021年7月22日から、六本木にある東京ミッドタウン・ホールで開催される「生誕260年記念企画 特別展『北斎づくし』」。

北斎をテーマにした展覧会はこれまでも数多くありましたが、代表作がすべてそろう展覧会は激レア!

見どころは、作品世界に没入できるデジタル展示シアター『DIGITAL HOKUSAI』。

大型壁3面×和紙製の特殊スクリーン5面のシアターに、『北斎漫画』や『冨嶽三十六景』のアーカイブデータが映し出すことで、描かれたモチーフが飛び出てきたかのような体験ができるそうなんです。

その大きさは、実物の最大約100倍!

図像ひとつひとつにフォーカスすることで、北斎の画力や着眼点を浮き彫りにする展示でもあるんですって。

【2度見しちゃうグッズにも注目】

展覧会自体も楽しそうですが、注目してほしいのはグッズの数々。

北斎の作品をデザインに落としこんだ「富嶽百景Tシャツ」(4900円)や「略画早学エコバッグ」(1800円)、「蕎麦猪口 北斎漫画・ふじ」(1780円)などといった、クールで使い勝手のよさそうなアイテムが多数。

そんな中、思わず2度見してしまったのは本革でつくられた福笑いなるもの。なんだそれー!?

福笑いの商品名は「北斎漫画・福笑い&ポータブルトートバッグ」でお値段はなんと、19万8000円!!!

日本皮革を世界に発信するブランド「創悦(そうえつ)」とのコラボ商品で、北斎漫画の人気キャラクターを「福笑い」にしているほか、収納&持ち運べるトートバッグがセットになっています。

お値段のゼロの数が多すぎて一瞬面食らってしまいましたが、すべてに植物性タンニン鞣しの牛革を使うなど、かなりの贅沢仕様!

素材を知ると、納得のお値段といえそうです。

【もうちょい安価なコラボアイテムもあるよ】

ちなみに、「北斎づくし×創悦」のコラボグッズには、『北斎漫画』をモチーフにしたクリアポケットトートバッグもラインナップ。

こちらは1万3200円と、手が届きやすいお値段となっておりますよ~。

一部グッズはオンライン販売も予定。詳細は後日発表されるそうなので、こまめに公式サイトをのぞいてみてくださいっ。

※価格はすべて税込みです
※「北斎づくし×創悦」コラボグッズの価格は予告なく変更となる場合があります。

参照元:生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(c)Atelier Tsuyoshi Tane Architects

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