
原作品画像©Ars Techne.corp 原作品所蔵元:山梨県立博物館
時を超えて世界中の人々を魅了してきた伝説の浮世絵師・葛飾北斎。もしも北斎の絵のなかに入り込めるとしたら……さてどうする?
この冬、北斎が描いた江戸時代にタイムスリップできる展覧会が開催されます。カラダごと没入することで、北斎が見た景色を追体験できるうえに、当時北斎が感じていた「感覚」まで味わえちゃうのだとか!!
【6つのゾーン+αでタイムスリップ】
映像×サウンド×触覚を駆使した新感覚の展覧会『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』には、北斎が描いた作品世界へといざなう6つのゾーンがあります。
①プロローグ -葛飾北斎の多面性-
北斎は90歳で絶筆するまで3万を超える作品を残しています。このゾーンでは多様なジャンルを手がけてきた「北斎の多面性」をさまざまな角度から知ることができるのだそう!
②光の部屋 -光で彩る冨嶽三十六景-
北斎の代表作として知られる『冨嶽三十六景』。光をテーマにしたインスタレーションにより、これまでに見たことのない新たな『冨嶽三十六景』の姿が浮かび上がります。
作品画像©Ars Techne.corp 原作品所蔵元:山梨県立博物館
③大地の部屋 -体で感じる冨嶽三十六景-
足元から感じる振動演出により、『冨嶽三十六景』のなかに入り込み、自分の足で実際に歩いているかのような感触を楽しめちゃう! 現代だからこそ実現した、ソニーの触覚提示技術を活用した体験型コンテンツです。
作品画像©Ars Techne.corp 原作品所蔵元:山梨県立博物館
④風の部屋 -風を感じる冨嶽三十六景-
『冨嶽三十六景』でも描かれている「風」を最新技術で再現(!)するゾーン。作品世界をお散歩しながら当時の江戸を体感できます。
作品画像©Ars Techne.corp 原作品所蔵元:山梨県立博物館
⑤北斎の部屋 -北斎の見た世界-
臨場感のあるLEDディスプレイを用いることで、北斎が描いた作品の構図・ディティール・質感を圧倒的なリアリティで再現。振動や空間音響によって、視覚だけではなく全身で『冨嶽三十六景』の世界を感じられる、北斎の頭の中に入り込むようなコンテンツです。
⑥エピローグ -MasterReplica-
最新の画像処理技術により制作されたマスターレプリカの展示ゾーン。和紙の繊維の1本1本まで「目でふれる」ような感覚を体験できちゃうのだとか!
作品画像©Ars Techne.corp 原作品所蔵元:山梨県立博物館
ご覧のとおり、五感を駆使して作品世界に入り込む体験型コンテンツをたっぷり用意しています。北斎の絵に没入できるどころか、北斎本人の目線まで楽しめるだなんて、あまりにも新感覚すぎませんか。
さらにさらに、会場内にはギフトショップもございます。希少性の高いアイテムをはじめ、ここでしか買えないオリジナルグッズをラインナップしているそうですよ……!!
【チケット販売中です!】
2025年2月1日から6月1日までの期間、東京・東急プラザ渋谷 3階にて開催される展覧会『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』。
料金は一般3500円、高校生・専門学生・大学生2200円、小学生・中学生1500円、未就学児以下は無料。アソビュー!、楽天チケット、ローソンチケット、イープラスでチケット販売中です。
都会の喧騒を逃れて、ひとときの時間旅行へ出かけてみませんか♪
参照元:HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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