夏になって気温や湿度が高くなると、ふだんの生活の中で注意しなくてはならないのが「熱中症」

炎天下だけではなく室内でも起こりうる上に、マスクをすることで皮膚から熱が逃げにくくなり、その危険性が高まることもあるといいます。

そこで今回は内閣府の「政府インターネットテレビ」というホームページから、熱中症を予防するための5つの心得をご紹介します。

【政府がよびかける「熱中症予防の5つの心得」】

政府インターネットテレビの動画によると、熱中症を防ぐために自身でできる予防策は次の5つとなります。

1、外出はできるだけ控えて暑さを避ける
2、暑い日は昼夜を問わずエアコンなどを使用する
3、マスクをつけたままの激しい運動は避ける
4、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をする
5、日ごろから暑さにそなえた体づくりと体調管理をしておく

マスクが日常生活に欠かせないなど新しい生活様式が進む中で、熱中症に関する対策もアップデートする必要がありそうです。苦しいと感じたら周囲の状況を確認しながらマスクをはずすなど対策を呼びかけています

とくに、65歳以上の高齢者が室内で亡くなる事例が増えているそうなので、お年寄りは身近にいる場合は昼夜を問わずクーラーをつける、こまめに水分補給するように声掛けをしましょう。

【4月から「熱中症警戒アラート」がスタート!】

また、熱中症を警戒すべきかどうかの判断基準のひとつとなるのが、令和3年4月から全国でスタートした「熱中症警戒アラート」です。

気温、湿度、輻射熱を「1:7:2」の割合で計算し、暑さ指数を算出。翌日または当日の暑さ指数が33以上になることが予測される場合に気象庁から警戒が呼びかけられます。

あらかじめ登録した区域で熱中症警戒アラートが発表されるとメールで知らせてくれる配信サービスもありますので、登録しておくと安心ですよ。

「Yahoo!防災速報」でも、熱中症警戒アラートが発表されるとプッシュ通知でスマホに知らせてくれるサービスがありますので活用してみてください。

【熱中症についての正しい情報を】

熱中症で亡くなる人は3年連続で1000人を超えているそう。

ぜひ参照元の動画やサイトをご覧になって、いま一度、熱中症に関する情報を確認しておくことをおすすめします。

参照元:政府インターネットテレビ熱中症予防情報サイトYahoo! JAPAN
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
Photo:ぱくたそ