なかなか旅行にも出かけにくい今、ちょっとでも非日常が味わえたらなと思い始めたぼっちでの近場ホテルステイ。

今も月イチで続けるほどハマっています。

毎月1のつく日(1日、11日、21日)は「ステキなぼっちの日」。

今回は「一生に一度のオリンピックを少しでも体感できるところにしよう!」と思い、国立競技場の近くのホテルに宿泊してみました。

【直前でも空いてました】

いざとなれば家にすぐ帰ることもできるうえに、最低限の荷物でいいのも近場ホテルステイの魅力です。

さて、早速予約するべく国立競技場の近くのホテルサイトをチェック。すると、1週間後の予約なら可能。コロナがなかったらホテル業界は盛り上がっていたのだろうな……と感じつつ、早速「1名」で予約を取り、当日を向かえました。

【オリンピックは感じれる?】

国立競技場駅から地上に出ると、競技場の周りは写真を撮る人がちらほらいたものの、警備も厳しく車の出入りも限られているため、通常よりも落ち着いた雰囲気。いざ会場近くにいくと……!

4年に1度のオリンピックが開催されているとは思えない静けさが広がっていました。

宿泊日の当日は、陸上競技をしていたのですが、テラスに出ても歓声などが聞こえず、時折アナウンスのような放送が小さく聞こえてくる程度。

「オリンピックムードを感じたい!」という期待は肩透かしを食ったものの、目の前の国立競技場を眺めつつ、テレビで中継を観るという稀有な経験は興味深いものでした。

【家族と離れて、ひとりホテルする理由】

夜は家族を気にせず友人とZoomでワイワイ話したり、ゆっくり本を読んだり、お風呂に入ったり。家事も仕事も気にせず、自分時間をがっつり楽しめるのはホテルならでは。まるでひとり暮らしにもどった気分。家族ができた今はとても貴重に感じられます。

とはいえ、こうやってひとりの時間を満喫したら、家族が待つ家に帰れると思うとそれもまた楽しみ。

「普段は忘れているありがたみをじっくり噛みしめる時間が持てる」という意味でも、とても大切なひと時なのです。ああ、きっちり整えられたふかふかのベッドで大の字になって眠る幸せよ……!

【近場ホテルステイは意外と気分を変えられる】

普段は早起きして周辺を散歩。そして朝食はホテル内のレストランでちょっと贅沢な食事を楽しみます。

今回は、チェックアウトまで1歩も外に出ませんでしたが、それでも充実した時間を過ごすことができました。

ちょっとした旅気分も味わえる近場ホテルステイの魅力。気軽に非日常が味わえるので、これからも「趣味」として続けていくと思います。

撮影・執筆:沢野ゆうこ
Photo:(c)Pouch