昭和50~60年代に作られた美しく華やかな着物の数々。

そんな年代物の留袖を中心に、現代の生活にフィットするデザインへ生まれ変わらせているのが、京都発の着物アップサイクルブランド「季縁-KIEN-」です。

どれも着物を生かした1点モノに仕上がっていて、見れば見るほどうっとりしちゃいます……♡

【昔の着物がさまざまなタイプのドレスに!】

たとえば、着物の袖をのようなデザインになっているのが「プリュム(Plume)」というドレス。

開いたデコルテや長い袖部分などがとてもドラマティックで、パーティーや結婚式などで着れば注目を集めること間違いなしです!


胸元が着物のように打ち合わせになっているのは「カシュクール(Cache-coeur)」というドレス。ベルト部分にはアンティーク生地を使った帯になっているのも贅沢です。


完全なるワンピースタイプとして着られるのが「ワンピース(Onepiece)」。このシルエットならちょっとしたお呼ばれにもカジュアルに着て行けそうですね!


「コクーン(Cocoon)」は肩から袖にかけてがケープっぽくなっているのが特徴。さりげなく腕を隠すことで、より女性らしく品のある雰囲気を演出できます。

【サステイナブルなだけでなく着物文化の継承にも】

日本人が古くから持つ感性が注ぎ込まれているものの、普段はなかなか着る機会がない着物。

それがこうして現代風のドレスとしてアップサイクルされるというのは、サステナブルなだけでなく「日本の伝統美の継承」としても、意味のあることですよね!

ドレスの価格は6万6000円~10万4500円程度。ちょっぴり勇気のいるお値段ですが、季縁では、コレクションのアイテムを試着したうえで、好みの用途に合わせた仕立ての相談にも乗ってくれます。

1着あれば、一生ものとして皆さんの美しさを彩ってくれるのではないでしょうか。

また、タンスの中に眠っている着物を持ち込んでの製作も受け付けていますよっ。

近いところでは、2021年10月6日から12日まで東京・伊勢丹新宿7階の呉服売場でポップアップストアがオープン。お近くの方はぜひ訪れてみてはいかが?

参照元:プレスリリース季縁-KIEN-
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]