もうすぐクリスマス。そろそろ、予定を立て始める頃ではないでしょうか?

私はこの時期になると、ドイツのクリスマス菓子「シュトーレン」を作ろうと決意するのですが、なかなか重い腰が上がりません。

漬け込みや生地の発酵といった工程の多さに加え、焼いたあとも熟成させるからすぐには食べられない。おいしいけれど、手作りするには、ちょっとめんどうなスイーツなのです。

そこで簡単にできる方法はないものか、調べてみたところ……。日清フーズが「シュトーレン風パウンドケーキ」を紹介しているではありませんか!

シュトーレンほど手間がかからないし、作ったその日から食べられるなんて、とっても魅力的♡

本日は「シュトーレン風パウンドケーキ」にチャレンジしてみたいと思います。

【用意するもの】

用意する材料が多めなので、作業しやすいよう、A〜Cのカテゴリーに分けてみました。

A:無塩バター、有塩バター、砂糖、卵、粉砂糖

B:薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー 、シナモンパウダー、アーモンドスライス

C:レーズン、ドライクランベリー、オレンジピール、ラム酒

【作ってみた!】

ボウルに室温でやわらかくした無塩バター、砂糖の順に加え、そのつどよく混ぜる。

溶き卵、Bの粉類、Cのラム酒と混ぜ合わせたドライフルーツ、フライパンで炒ったスライスアーモンドを加えよく混ぜ合わせる。

クッキングシートを敷いておいたパウンド型に生地を流し入れ、180℃に予熱しておいたオーブンで45分程度焼く。

我が家のオーブンでは、しっかり火が通るまで1時間かかりました。

ここまでは通常のパウンドケーキ作りと同じ工程なので、ハンドミキサーやハンドブレンダーを使えば、手軽に作れると思います。我が家は調理ロボットのフードプロセッサー機能を使って作りました。

焼き上がったら、表面に有塩バターを塗り、粉砂糖をふりかけてラップで包む。

冷めたら、仕上げに再び粉砂糖をふりかけて完成!

難しい工程はないけれど、作業は多めです。

【シュトーレンの本場ドイツ人と実食】

仕上げているそばから、華やかでとてもよい香りが漂うシュトーレン風パウンドケーキ。これはおいしいに決まってる……!

近所で暮らすドイツ生まれの友人を招き、一緒に試食してみることに。友人には何のケーキを作ったかは、事前に知らせていません。果たして、シュトーレンの本場・ドイツ人の感想は?

シュトーレン作ったの? 頑張ったわねぇ!(ひと口食べてから)ラム酒が効いていて、すごくおいしい! 洋酒に漬けたドライフルーツたっぷりのフルーツケーキに近い食感ね。知らない人も多いかもしれないけれど、ドイツのシュトーレンにはお酒を入れません。発酵させて作るから、食感もケーキとはちがう。ところで、このケーキ、どこの国のレシピなの?

友人が言うように、見た目はシュトーレンっぽいけれど、華やかで複雑な味わいのフルーツケーキでした。ホテルやパティスリーで売っているような、プロ級の味なので、贈り物なんかにもよさそう!

【クリスマス気分が味わえる♪】

作業を始める前にドライフルーツをラム酒に漬けたり、アーモンドをから炒りしたりと、少々手間はかかりますが、とてもおいしいケーキです。

ヨーロッパのクリスマス菓子に欠かせないドライフルーツやナッツ、スパイスたっぷりの「シュトーレン風パウンドケーキ」。ひと足早く、クリスマス気分を味わってみてはいかが?

分量や作り方などレシピの詳細は、日清フーズの公式ページをご覧ください♪

参照元:日清フーズ
撮影・執筆:sweetsholic
Photo:(c)Pouch