クロネコヤマトの黒猫が空を飛ぶ! 

機体におなじみのロゴが施された飛行機で、「早く飛んでいるところを見たい!」という声で話題に。人は乗れるのかというと……

【ジェットスターが運航を担当】

“クロネコヤマトの飛行機” は、長距離輸送のための貨物専用機

2024年4月から、羽田・成田空港と、新千歳・北九州・那覇空港間で運行を開始します。

採用されたのは、「エアバスA321ceo P2F型機」を改修した中古の旅客機で、1機あたりの最大搭載重量は10トン車約5~6台分!

ヤマトホールディングスが機体を導入、JALグループが運営する格安航空会社「ジェットスター・ジャパン」が運航を担当するということです。

【「乗ってみたい」という声も】

ネットで話題になっているのは、貨物輸送機のデザイン

機体の横に描かれたクロネコヤマトのロゴと、同社ならではのイエローカラーがポイントとして配色されていて、とっても可愛らしいんですよ~。

ツイッターにも「可愛い」「かっこいい」という声が続々。

「乗ってみたい!」という声もあるようですが、残念ながら、こちらは「貨物専用」なのであしからず……。

【補い合えるっていいね】

ヤマトホールディングスとJALグループ、2つの会社の強みを生かした、貨物専用機の導入および運航。その背景には、両社が抱える「課題」もあるみたい。

ヤマトホールディングスの課題は、大雨や大雪、地震などの自然災害から起こる「物流網寸断リスクへの対応」。

JALグループの課題は、新型コロナの影響による「新たな供給の創出」。

双方の弱点を補い合える貨物輸送機の導入は、まさしくウィンウィンの試みといえます。

【空飛ぶ黒猫】

“クロネコヤマトの飛行機” の運航がスタートしたら、キーンと音がするたびに、空を見上げてしまいそう。

黒猫が悠々と空を飛ぶ姿を、ぜひとも見てみたいものです。

これをきっかけに、ほかの輸送会社から貨物専用機が登場する可能性も、なきにしもあらずですね!

※機体のデザインは今後変更となる可能性があります。

参照元:ヤマトホールディングス株式会社Twitter検索 クロネコヤマト 飛行機
執筆:田端あんじ (c)Pouch