「ギョギョギョ!」でおなじみ、さかなクンのすっギョい人生が待望の映画化!

子どもの頃からお魚が好きだったさかなクンが、たくさんの出会い経て “さかなクン” になるまでを描いた自叙伝『さかなクンの一魚一会〜まいにち夢中な人生!〜』をもとに制作されることになりました。

さかなクンを演じるのはのんさん。そして監督は『南極料理人』『横道世之介』などを手掛けてきた沖田修一さん。

テーマといいスタッフといい、傑作になる予感しかしない……!

【映画のあらすじ】

本作の主人公は、子どもみたいに天真爛漫で、好きなことに一直線のミー坊(のんさん)。

町の不良ともなぜか仲良しで、いつのまにか周囲の人間を幸せにする、不思議な魅力にあふれた子です。

そんなミー坊は、寝ても覚めても魚のことばかり。見つめて、描いて、食べて、とことんお魚に夢中!

父親はミー坊を心配しますが、母親は温かく見守り「好きなことを思う存分本気でやりなさい!」と背中を押してきました。

思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊が見つけた未来とは……?

【監督のコメントが胸にくる】

どんなときでも、まっすぐに大好きなお魚を追い続けてきたさかなクン。

その半生を描いた原作を、沖田監督&脚本を務める前田司郎さんが大胆にアレンジ。『横道世之介』を共に制作した最強タッグが、新たな物語を作り上げます。

沖田監督は本作に対し、

これは、さかなクンの映画であって、さかなクンの映画ではありません。何かを猛烈に好きになった人の映画です。
子どもの頃から、ずっと変わらずに好きでいる。好きが、人生を決めていく。
そんな強い気持ちを、さかなクンの生き方を元に、映画にしたいと思いました」

とコメント。また、さかなクンとのんさんについて「何かが似ている」とも語っており、傑作になる予感しかしない……!

【のんさんも気合十分!】

情報初解禁と共に公開されたのは、学ラン姿で釣りをするミー坊のショット。

性別を超えてさかなクンを演じることを実感するいっぽう、全く違和感がなく、「この人がミー坊なんだ!」としっくりきます

のんさんは作品への参加にあたり、

「さかなクンさんの自伝を原作とした映画を沖田監督が撮るという事に、心の底からワクワクしました。大興奮、です。
そして私がさかなクンの役をやれるなんて、これは凄い事件なんじゃないかな?と思っています。
衣装合わせをして撮影現場に入り、これはセンセーショナルなキャスティングではなく、誠実な気持ちでこの役を私に託してくれたんだと感じました」

とコメント。いっぽう原作を担当したさかなクンは、

「ギョギョッと! 感動が大漁の “さかなのこ” がうまれました。この誕生を、さかなクンもキャストの皆さまとギョ制作チームの皆さまと共に、ものすっギョーく心待ちしていました!
人とお魚の優しさが詰まった映画でギョざいます。
それではギョ一緒に!! さかなのこの気持ちになってレッツ・ギョー!!」

といった具合に、非常に “らしい” コメントを届けてくれたのでした。

本作は2022年夏に公開予定。スクリーンで鑑賞する日が待ち遠しいですね!

参照元:映画『さかなのこ』公式サイト、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(C)2022「さかなのこ」製作委員会