毎週水曜夜7時から放送中の日本テレビ系バラエティ番組『有吉の壁』。

2022年4月6日放送回では、本家・日本アカデミー賞のパロディ「スピーチの壁を越えろ! 日本カベデミー賞」を開催。

芸人のみなさんが架空の作品・架空の俳優女優になりきって、MC・有吉弘行さんのムチャぶりスピーチに即興で対応する、年に1度の恐怖企画なのですが……

なんと「架空」が現実のものに! 「有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE」と題して、全国各地の映画館で上映することが決定したのです~!

【このサプライズは想像以上】

衝撃発表が行われたのは番組のラスト。

「最優秀助演男優賞」「最優秀助演女優賞」「最優秀主演女優賞」「最優秀主演男優賞」の全4部門の発表が終了。

受賞した面々が登壇するや否や、バックスクリーンにでかでかと「日本カベデミー賞受賞作品 映画化決定」と映し出されたではないですか~っ!

まさかのサプライズに、出演者はもちろん、視聴者の多くもザワつく事態となりました。

【映画化される4作品をチェック!】

映画化が決定したのは次の4作品。

<最優秀助演女優賞>
伊藤未満、田中以上 『ドライブ・アイ・サー』
監督・脚本:みちお(トム・ブラウン)

卓球選手の “ホラ吹く原愛” は得意技の「ストレート打ちまーす」とホラを吹き、ドライブをかける技で快勝し「サー!」と喜ぶスタイルで順調に勝ち進んでいた。しかし、そこにライバルの絶対音感をもつ “伊藤未満、田中以上” が現れる。不思議な口癖女子たちの超卓球映画。

<最優秀助演男優賞>
リリー・素寒貧 (すかんぴん)『万引き裸族』
監督・脚本:鈴木もぐら(空気階段)

裸で万引きをし、生活する男、リリー・素寒貧。なぜ彼は “裸で” 万引きをするのか?これは、そんな彼の生活に迫った、ドキュメンタリー映画である。

<最優秀主演女優賞>
辛島サトリ 『秋定麗子物語』
監督・脚本:友近

1950年初期に16歳でデビュー。ジャズを愛し、ダンスを愛し、何より人間を愛する飾らない、大手事務所から独立した第1号の女優。様々なエンターテイメントを追求する。全てのパイオニアであった。女優・秋定麗子の生涯を映像化。

<最優秀主演男優賞>
カールスゴーイー石井 『真っ裸(まっぱ)』
監督・脚本:尾形貴弘(パンサー)

10年ぶりに日本へ戻ってきた無事竜也(菅)演じる報道カメラマン。彼は久しぶりに再会した息子・サラダ龍二(向井)に不思議なボールを見せ、8歳のころ「真っ裸」(尾形)を見たと話す。

【いろんなことが「未定」です】

それぞれ「あらすじ」が公開されているものの、番組撮影の時点ではすべて「架空」。そして撮影開始前のため出演者も「未定」。

番組内では「『万引き裸族』=すっぽんぽんで万引きする映画」といったことも語られており、どう映像化するのか超心配です(笑)。

映画には、ほかの “壁芸人“も 続々参戦予定とのことですが……カオスになる予感しかしないっ!

『有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE』は6月11日、6月12日の2日間限定で上映。

4月6日からは最速先行抽選がスタート。劇場に関する情報など、詳しくは公式サイトからご確認ください♪

参照元:『有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE』プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:Ⓒ有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE