ヒーロー映画としては初となるアカデミー賞作品賞含む7部門にノミネート&3部門の受賞を果たした大ヒット映画『ブラックパンサー』。マーベル・スタジオ史上最高傑作とも称されている同作がついに再始動します。

最新作のタイトルは『ブラックパンサー / ワカンダ・フォーエバー』。

このたび解禁された特報映像も愛とリスペクトに満ちたもので、視聴者からは「最高」「鳥肌が立った」「泣いた」という声が続々あがっているんです。私もシリーズのファンなのですが、もはやタイトルだけで泣けてくる……!

【称賛やまない前作と予期せぬ訃報】

2018年公開の前作『ブラックパンサー』の舞台は、高度な科学技術と誰もが欲しがる特殊資源を擁する超文明国・ワカンダ。ワカンダの若き王にしてブラックパンサーを継承する者、ティ・チャラが、祖国を守るため壮絶な戦いを繰り広げる姿が描かれました。

映画は空前絶後の大ヒット! 続編の製作も期待されていましたが、突如ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんの訃報が舞い込み、世界中が悲しみに包まれたのです。

【この演出は泣くよ】

2022年11月11日に日米同時公開されることが決定した最新作『ブラックパンサー / ワカンダ・フォーエバー』の舞台は、若き王を失ったワカンダ

解禁されたばかりの特報映像には、ティ・チャラの母・ラモンダをはじめとするワカンダの人々が、彼を失った悲しみを乗り越えて、力強く歩んで行こうとする姿が映し出されています。

代役を立てるのではなく、ティ・チャラを伝説として描いているところに、チャドウィック・ボーズマンさんへの深い愛情とリスペクトを感じずにはいらません!

【最新作はどうなる?】

大きな岐路に立たされたワカンダの前に現れる、新たな敵らしき集団と海に住む部族。最強の女戦士・オコエ率いるワカンダ親衛隊と海に住む部族が対峙するかのようなシーンには、敵なのか味方なのか、ハラハラドキドキしてしまいます。

さらに目を引くのは、ティ・チャラの妹でワカンダの技術開発の責任者でもあるシュリと親しく接する少女の存在。彼女はいったい誰なのか、そしてどのようにストーリーと絡んでくるのか、非常に気になるところです。

【ラストシーンと選曲にも注目】

特報映像のラストには新しいブラックパンサーらしき姿も!

その直後にタイトルと共に流れる「ワカンダ・フォーエバー」というナレーションは胸に迫るものがあり、前作ファンとしては涙を抑えきれません。

視聴者からも、

「キャラクターも観客も悲しみを一緒に乗り越えなきゃいけない作品になりそう……」
「今までの作品とは違う気持ちを抱えながら劇場の席につくことになりそうだ」

といった声が続々。また、『No Woman, No Cry』から『Alright』につながる選曲の素晴らしさを称賛する意見も見られました

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェイズ4の最後を飾る作品でもある『ブラックパンサー / ワカンダ・フォーエバー』。公開が待ち遠しくてたまりません!

参照元:マーベル公式YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©Marvel Studios 2022

▼ワカンダ・フォーエバー!