お刺身といえば、「わさび」が定番。かもしれませんが、実はお刺身と七味唐辛子の相性がめっちゃいいことをご存知でしょうか。

ご紹介するのは、スパイスのGABANが提案する、七味唐辛子とジンジャーパウダーを使った「旬魚と夏野菜のばくだん」

お刺身の切れ端と夏野菜をザクザク切って混ぜ合わせるだけで、大満足な逸品が完成しちゃいますよ。

【夏野菜とお刺身はお好みのものを】

「ばくだん」とは、もともと海苔で海産物やご飯を巻いて食べるものことだそう。具材には特にルールはありませんが、ネバネバしたものを入れると美味しさがアップするみたいです。

ということで、GABAN公式レシピを参考に私が用意したのは、

・なす
・きゅうり
・みょうが
・長芋
・オクラ
・青じそ
・お刺身
・米酢
・砂糖
・煮きりみりん
・しょうゆ
・刻み昆布
・海苔
・GABAN「ジンジャーパウダー」
・GABAN「七味唐辛子」


本来は柚子七味唐辛子を使用しますが、私の世界からどこかへ消えてしまったの? というくらいGABANの「柚子七味唐辛子」が見つからなかったのであえなく七味唐辛子を使用することに。無念!

用意するお刺身ですが「ばくだん」をつくるなら、形がそろっていなくたって全く問題ありません☆

今回私は運良くお刺身の切れ端を集めた「晩酌盛」というピッタリなものを発見。サーモン、まぐろ、タコが入っていてなかなかリーズナブルなお値段でしたよ〜!

【ザクザク切って混ぜ合わせるだけ】

夏野菜はオクラのみ茹でてから、あとは全部同じ大きさになるようにザクザク切りました。お刺身も同じくらいの大きさに切っておきます。

材料にある「煮きりみりん」というのは、みりんのアルコールを飛ばしたもの。少量であれば鍋よりも電子レンジが便利です。少し大きめの器に入れたら500Wで1分ほど様子を見ながら加熱してみました。

電子レンジの扉を開けるときに蒸気を吸い込むと酔っ払うので、お酒の弱い人は注意だぞ!

あとは全ての材料混ぜ合わせ、冷蔵庫で1時間味を馴染ませるために休ませます。公式レシピのしょうゆの分量が135mlとやや多めなので、薄味派の人は様子を見てお好みで加減してみてね。

【スパイスアップされたお刺身ウマすぎ】

1時間後、ちょいと味見をしてみてお好みの味付けになっていれば完成です。ちょっと刻み昆布が長すぎたかな。でもそれぞれの具材の彩りが素敵ではありませんか。

七味とお刺身って合うんだよなあ。わさびとはまた違うピリッと感も新鮮です。そして、ひんやりしているのになぜかほんのり頬が上気するような気がしないでもないのは、もしかして……恋!? いえいえ、「ジンジャーパウダー」のせいです。

お刺身をスパイスアップするとこんなに滋味深くなるって、実はあんまり知られてないのではないのでしょうか。

お酒のおつまみとして最高な「ばくだん」は海苔巻いて食べるのが主流みたいです。

くるっと手巻き寿司みたいな感じで食べてみると…‥色んな具材、色んな食感があるのに、まるっと統一感もあってすっごく美味しい〜! 個人的にはタコがめっちゃおすすめです。コリコリ食感、たまんないです。

【白米との相性も最強だ】

海苔との相性も最強なんですが、こちらはホカホカごはんにのせると超イケてます。このまま一生食べていられそうな飽きのこなさに脱帽です。

そうめんのトッピングとしてもいいみたいなんですが、そうめんで試す前に完食してしまいました。こんの白米ドロボウめ……。

【ジンジャーパウダーが意外と便利な件】

ちなみにGABANのジンジャーパウダー、ほかにはどうやって使うの?

と思っていたら、お料理に使うのはもちろん温かい紅茶に入れたり、お味噌汁にひと振りしたりと、ショウガの摂取のハードルがとっても下がるので、冷え知らずな生活に一役買ってくれてなかなか便利。

冬は全員これポッケに入れといたらよいです。スパイスだもの、持ち運びも便利なサイズよ。

ほとんど火を使わずにして、これほど栄養満点&美味しさ満点な料理はほかにないのでは、と感動レベルでした。

夏野菜と言わず、これからの季節もいろんな野菜で試したい「ばくだん」。飲ん兵衛さんもそうでない人もぜひ挑戦してみてね。

参考リンク:GABAN
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch