日本で増えている “空き家問題”。住宅としての空き家だけでなく、ビルや倉庫が空き家状態になっている “遊休不動産” も全国に広がっています。

そうした問題を解決するべく立ち上がったのが、空き部屋を貸したい人と部屋を借りたい人をつなぐ、旅行コミュニティプラットフォーム「Airbnb(エアビーアンドビー)」!

無印良品を展開する株式会社良品計画とタッグを組んで共同プロデュースに乗り出しました。

一体どんなプロジェクトになったのでしょうか……!

【どんなプロジェクトなの?】

全国各地の空き家、商店街の空き店舗、日本の伝統古民家、地方自治体が所有・管理する住宅などに新たな価値を吹き込む本プロジェクト。

リノベーションやインテリアコーディネートを経て宿泊施設に生まれ変わったあとは、Airbnbのプラットフォーム上で国内外から予約できるようになります。

【もう動き出してます!】

記念すべき第1弾は、北海道清水町が管理する旧教員住宅3軒。現在は移住体験できる住宅施設として運営中です。

2022年9月13日には、良品計画がインテリアコーディネートした2軒をAirbnbに掲載&同日から予約をスタート。無印良品の家具や家電がそこかしこに見られる空間は、シンプルで落ち着きがあって、とっても居心地が良さそう!

【このお値段でいいんですか!】

お部屋を細部まで見ていくと、キッチンやお風呂、洗濯機などに加えて、リモートワークにも最適なデスクもあることがわかります。

しっかりオシャレなのに気取りがなく、生活感も感じられるから、自分のおうちみたいに使えそう♪ まさしく移住体験するには打ってつけです。

注目したいのはそのお値段。なんと1泊4000〜6000円で泊まれちゃうんです~!

【リノベーションした物件も】

ちなみに、来冬には「日常の家」をコンセプトに良品計画がリノベーションした施設をAirbnbに掲載予定です。

キッチンとテーブルを中心に配置して「睡眠」「くつろぐ」「働く」などの日常生活を快適に過ごせるようプランニングしているらしく、北海道産の木材を使用した造作家具も取り入れるみたい。

リノベーションからインテリアまで良品計画がガッツリ関わっているこちらの物件も、かなり気になるゾ……!

参照元:プレスリリース、Airbnb(1)(2)
執筆:田端あんじ (c)Pouch