おうちでつくる餃子は格別。だけど、タネと皮の配分によってはハンパに餃子の皮が余りがち。
冷蔵庫で保存しても硬くなっちゃうし、なんとか上手に活用する術はないものか……と思っていたら、マシュマロのエイワ公式ホームページにぜひ試してみたくなるレシピ「揚げマシュマロ餃子」を発見。
さっそく挑戦してみたら、包んで揚げるだけなのに想像以上に激ムズだったのでレポさせてください〜!
【材料もソー・シンプル☆】
必要な材料は、水、マシュマロ、そして余った餃子の皮。
作り方は餃子とおんなじで、皮の周りに水をつけてからマシュマロを真ん中に置いて、包んでいきます。このとき、重ねた部分の皮が一体化するほどギュッとつなぎ合わせるのがポイント。
また、開封してから時間の経った皮は硬く、やぶれやすくなってるので注意デス。餃子の皮が余ったら翌日のおやつにつくるくらいがよいでしょう。
【マシュマロ包んで揚げるだけ! のはず…】
さて、あとは揚げるだけで完成です。油がいい温度になったらどんどん揚げていきます。
と思ったのもつかの間、きちんとマシュマロを密封できたはずなのに、揚げていくうちに皮が次々と破れていき、マシュマロがじゃんじゃん逃げ出してくるではありませんかっ。
しかも逃亡に成功したマシュマロは油の中で真っ黒に焦げていき、まるで暗黒物質みたいなものを生み出してしまいました。
匂いや様子からして、コレ、ものすごくデンジャラスなのでは。
【捕まえられず、敗北】
成功すると太った三日月みたいでほーんとかわゆいし、揚げたてを食べると外はサクサク、中はとろ〜り♡ が最高なのですが。
結果、7つ揚げてみてきちんとふくらみマシュマロを中に閉じ込められたまま揚がったのはわずか2個。トホホ……。
【包み方を変えてリベンジ】
ひと晩考えた結果、「原因は包み方にあるのでは」と思い、今度は風車風にして再戦してみることに。
結果は……
\惨敗!/
今度は7個中7個すべてのマシュマロに逃亡されました。
【どこまでも甘い溶けマシュを受け止めてくれる餃子のサクサク】
しかし、見た目は失敗してますが、味は格別。
揚げたてでまだ温かいうちに頬張ってみると、餃子の皮はサクッサクッと心地よい音がします。
たしかにマシュマロは出てこないほうが見た目は美しいのですが、外に飛び出しちゃって餃子の皮にベタベタひっついてるマシュマロもとろんと溶けていて限りなく甘い〜! 最高〜!!!
どこまでも甘いマシュマロを甘くない餃子の皮がしっかりと受け止めてくれます。それはまるでポッキーの棒とチョコのような蜜月のような関係でした。
【ホムパには不向き】
ホームパーティー用にたくさんつくるとなると、成功率の低さがあだとなってテンションが下がるので個人的にはおすすめできません。
でも揚げたては禁断の旨さ。台所に立つ人間だけが味わえる特権と考え、揚げた先からパクパク口に放り込んで、余った餃子の皮なんてなかったことにしちゃお☆
「揚げマシュマロ餃子」はそんなおやつでした。ついついまた食べたくなっちゃうので、意図的に餃子の皮を余らせたくなりそうですっ。
参考リンク:エイワ
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
コメントをどうぞ