浮世絵の中には、動物たちが人間のようにふるまう擬人化作品がたくさんあります。
勇ましい顔つきで相撲を取ったり、大喧嘩をしたり、楽器を演奏したりしながら、ユーモアたっぷりにイキイキと動き回る動物たち。絵の中だけでなく、暮らしのあちこちに登場させることができたなら……!
そんな思いのもと誕生したのが、太田記念美術館×フェリシモミュージアム部による “ダイカットステッカー” です。ふとした視線の先に “浮世絵アニマル” がいる世界、想像するだけでワクワクしませんか?
【厳選作品をステッカーに!】
2022年10月20日からWEB販売を開始したコラボアイテム「浮世絵の世界を楽しむダイカットステッカー」。
歌川国芳の門人で江戸時代から明治にかけて活躍した浮世絵師・歌川芳藤(うたがわ よしふじ)が描いた浮世絵アニマルたちがペタッと貼れるステッカーになりました。
気になるラインナップは、
・「兎の相撲(うさぎのすもう)」
・「廓通色々青楼全盛(あそびはとりどりかごのにぎわひ)」
・「しん板(ぱん)猫のたわむれ踊(おどり)のをさらゐ」
の全3種類。国内有数の浮世絵コレクションを誇る太田記念美術館の協力のもと、たくさんの候補の中から選び抜かれた作品がピックアップされています。
【躍動感がハンパないです】
鋭い目つきでがっぷり4つ、3組のウサギが相撲をとる様子を描いた「兎の相撲」。今にも動き出しそうな力士たちはもちろん、行事や審判、戦いを見守る客たちすべてが人間のよう!
猫たちがにゃあにゃあとお稽古の成果を発表する「しん板猫のたわむれ踊のをさらゐ」からは、猫たちの楽しげな様子や優雅な立ち居振る舞いが伝わってきます。
さらに、さまざまな鳥たちが遊郭を舞台に大ゲンカする「廓通色々青楼全盛」は腕の彫物や筋肉まで丁寧に描かれていて鳥たちの躍動感がハンパないっ。
【賃貸の壁にも貼れるぞおおお】
ステッカーを手帳やスマホに貼ればいつでもどこでも浮世絵アニマルと一緒。また、1度貼ってもはがせる “再はく離タイプ” の粘着剤を採用しているため、賃貸のおうちの壁にもペタペタ貼れちゃうんです。
ドアや電気のスイッチの横から、動物たちがひょっこり顔を出す姿を見るだけで、ニヤッと元気になれそう!
お値段は月1セットで税込み1100円。毎月1回、3種類の中から、1種類ずつ届く仕組みですが、1回だけの注文も可能です。浮世絵アニマルがいる生活、始めてみてはいかがでしょうか。
※凸凹のある壁紙、特殊加工のガラスや湿気の多い場所には貼れない場合があります。 また、塗装の一部がはがれる恐れがありますので丁寧にはがしてください。
参照元:プレスリリース、フェリシモ、フェリシモミュージアム部
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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