1907年から1908年にかけて、オーストリアの画家グスタフ・クリムトによって描かれた名画『接吻』。

クリムトの黄金時代を代表する作品にして、最も有名な本作の世界観を味わえるイルミネーション(!)が日本に登場しました。

『接吻』に描かれた男女のように黄金の光に包まれながら、ベストショットを撮影しちゃいましょ!

【2万個のライトが彩る世界】

2022年12月6日から2023年1月29日まで、徳島県鳴門市「大塚国際美術館」の正面玄関前にて展開されている、特別なイルミネーション。

点灯時間は日没から21時まで。およそ2万個のLEDライトを用いて、きらびやかでセンシュアルな『接吻』の世界観を再現しています。

【息をのむ美しさです】

本作といえば、金を多用した “黄金様式” を取り入れていることでおなじみ。黄金の光と色とりどりの花々に囲まれて、熱い抱擁をしながら口づけを交わす男女の姿はあまりにも有名です。

そんな本作の世界観を再現するべく、「大塚国際美術館」では絶景スポットをご用意!

それは、絵に描かれた男女さながら、まばゆい光に包まれながら撮影ができるエリアなんです。

さらには、男女の足元にある花畑を表現した、約35メートルにもおよぶ “花咲く楽園” を堪能することができます。

【没入感すごそう…】

ひとたび足を踏み入れたら、そこは『接吻』の世界。幻想的な光にいざなわれて、絵画の世界へ没入する時間は、まさしく “至福のとき” です。

実は私、自宅にクリムトの絵を飾るほど(※レプリカです)クリムトの大ファンなのですが、あの耽美的な作品世界に入り込めると想像するだけで胸が踊ります。

撮影するのも忘れて、しばしボーッと見惚れてしまいそう……。

【年末年始もやってます!】

特別なイルミネーションが楽しめるのは今だけ。期間中は毎日点灯される上に、無料で楽しめます。

ちなみに、会場となる「大塚国際美術館」には、古代壁画から世界の美術館が所蔵する現代絵画まで、1000点を超える西洋名画を板で原寸大に再現した作品が展示されています。

レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』、ゴッホ『ヒマワリ』、ピカソ『ゲルニカ』など、名画が一堂に会しているのでこちらもぜひ!

参照元:プレスリリース、大塚国際美術館
執筆:田端あんじ (c)Pouch