毎年11月5日の「いいたまごの日」に合わせて発表された「たまご白書」によると、4年連続で好きな卵料理1位に選ばれたのはめだま焼き!
さらに、めだま焼きと一緒に食べるのは「ごはん」が多数派という結果に。ごはん×めだま焼きって最強に美味しいもんね〜。
そこで今回ご紹介するのは、料理研究家・尾身奈美枝さんが考案した日本津々浦々をイメージしたご当地めだま焼き丼。スーパーの食材でサッと作れるのに、いつもとはちょっぴり違う味が楽しめちゃうのです。
出身地に思いを馳せるもよし、まだ行ったことのない地への妄想トリップとするもよし。北海道、横浜、名古屋、京都、広島、博多をイメージした「めだま焼き丼」に挑戦してみました!
【北海道:めだま焼きぶた丼】
まずは北海道から。たまご知識普及会議によるたまペディアに掲載されているレシピを参考に材料を用意したのは、ごはん・めだま焼き・豚肉(生姜焼き用)・玉ねぎ・砂糖・水・醤油・酒・バター。
ホカホカの白いごはんに甘辛ダレで焼かれた豚肉、そしてこんがり焼いためだま焼きののせて北海道名物「豚丼」をイメージ。
バターで炒めた玉ねぎの甘みも相まって甘強めのテイストはとにかく癒やし度高め。材料のラインアップ見るだけでもよだれがジュルっと出てきちゃうでしょ!?
満腹度:★★★★☆
癒やされ度:★★★★★
【横浜:めだま焼きナポリ丼】
お次は、「ナポリタンの発祥地は横浜グランドホテルなんだって」という小ネタを披露したくなる横浜丼。
用意したのは、ごはん・めだま焼き・ソーセージ・玉ねぎ・ピーマン・ケチャップ・バター・ウスターソース・塩・こしょう・粉チーズ・タバスコ。
ケチャップ、ソーセージ、ピーマン、玉ねぎをいつもならパスタにからめたいところだけど、同じことごはんでやっても全然アリ。上にのせるめだま焼きはあえて半熟にしてナポリライスとからめちゃうのもいいよね〜。
お好みで粉チーズ&タバスコをかけてピリリとスパイスアップして。
ハイカラ度:★★★☆☆
本格料理度:★★★★☆
【名古屋めだま焼きみそ煮込み丼】
名古屋名物「みそ煮込みうどん」と「名古屋コーチン」を組み合わせちゃった禁断の丼を作ります。
用意したのは、ごはん・めだま焼き・鶏もも肉・九条ネギ(長ねぎ)・サラダ油・塩・八丁味噌・水・砂糖・酒・みりん・粉山椒・七味。
鶏肉を八丁味噌で炒め煮するのはちょいとひと手間ですが、ホカホカごはん&トロトロめだま焼きに挟みこんじゃえば、うん、もう最高!!!
シャキシャキ食感が楽しい九条ネギがあればベストですが、ぶっちゃけ長ねぎでも激ウマでした。
子どもウケ度:★☆☆☆☆
本格料理度:★★★★☆
【京都めだま焼きつけもの丼】
京都といえば京つけもの。はんなりカラフルなつけものの組み合わせは京都の華やかさを彷彿させます。
用意したのは、ごはん・めだま焼き・柴漬け・たくわん・きゅうり浅漬け・大葉・めんつゆ。
刻んだ大葉も添えて今回の丼の中でもっともさっぱりさわやかにいただけます。この組み合わせが意外だけど二日酔いに、夜食にさくっとお手軽。お茶漬けにしても美味しいんだとか。
味付けは醤油もめんつゆもどっちもイケる! めだま焼きはしっかりめに焼いて食べごたえを感じたいところです。
斬新度:★★★★☆
彩り度:★★★★★
【広島めだま焼きお好み丼】
広島って聞いたら広島焼き!
用意したのは、ごはん・めだま焼き・キャベツ・豚バラスライス・塩・こしょう・お好み焼きソース・マヨネーズ・青のり・おかか・紅しょうが。
「お好み焼きをおかずにごはんだなんて」と思うなかれ。たっぷりキャベツとこんがり焼いた豚肉、おなじみお好み焼きのトッピングの数々……めだま焼きに合わないわけありません。
これでめだま焼き側も食べる側も双方ハッピーな世界が誕生。ボリュームもあるので腹ペコさんにぴったり☆
腹ペコ満たされ度:★★★★★
定番度:★★★☆☆
【博多めだま焼きめんたい丼】
ラストは博多。博多と言えばやっぱりめんたいこよね。「え、もっと色々あるよ」って言われてもやっぱり外せません!
用意したのは、ごはん・めだま焼き・バター・めんたいこ・もみ海苔・高菜漬け。
甘い香りのバターとピリッと辛いめんたいこをホカホカごはんに混ぜ込めば、めだま焼きとめっちゃ合うのです。ポイントはバター。これだけで香りが断然違いますよ。
隠し味に刻んだ高菜漬けは、サイドにおいて味変要員でスタンバイ。おかわり必須の1杯は、材料がなくなる限り何度でもつくりたくなっちゃう中毒性あり。
バター堪能度;★★★★★★
おかわり危険度:★★★★★★★★★★★★★
【どれも計算しつくされた美味しさ】
6種類すべてつくってみた結果、やっぱりめだま焼きとごはんって最強の組み合わせなんだなと改めて実感。
どれも計算しつくされた美味しさなのでぜひ試してみてほしいです。フライパンひとつあればできちゃうお手軽さも魅力。より詳しい作り方は「たまペディア」をチェックしてみて!
参考リンク:たまペディア
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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