ウクライナ発祥「ボルシチ」。色鮮やかな赤いスープはビーツという野菜の色で、ボルシチには欠かせません!

でも日本ではあまり馴染みのないビーツ。売り場でもなかなか見かけないし、下処理も地味に大変そう……。

と思っていたら、カルディに “ボルシチの素” があったんですよ!!!

しかも、“ボルシチの素” こと「ルナ ボルシチ」を使えば、いつものカレーの材料+キャベツで簡単にできちゃうというので、さっそく作ってみました。

【1瓶で5〜6人分】

「ルナ ボルシチ」はトマトペーストをベースにドライビーツ、ドライパースニップの根、ドライディルなど、ボルシチに必要な野菜とオリジナルミックススパイスが含まれています。これ1瓶で5〜6人のボルシチがつくれちゃうんだそうな。

このまま染めものができそうなくらい鮮やかなビーツ色。取り出してみたら、千切りにしたビーツも確認できました。

【具材はお肉・じゃがいも・キャベツとシンプル】

付属のレシピカードを参考に用意したのは、水、豚肉、じゃがいも、キャベツ、「ルナ ボルシチ、サワークリーム、乾燥ディル

肉は牛肉もしくは豚肉とあったので、今回はカレー用の豚肉を使用しました。

【具材を順番に茹でていくだけ】

まず鍋にお水を入れ、豚肉を加えて沸騰したら弱火で茹でます。柔らかくなってきたら取り出して食べやすい大きさにカット。

皮を剥き、ひと口サイズに切ったじゃがいもを鍋に入れて煮ます。じゃがいもが柔らかくなってきたら、ざく切りしたキャベツと豚肉を鍋へ投入!

キャベツが柔らかくなってきたら、「ルナ ボルシチ」1瓶を鍋に入れ、2分加熱したら完成です。

え、2分でいいの? 思ったのですが、ヘラでかき混ぜるとすぐに全体に馴染んでいます。

最初に肉を茹でれば出汁にもなっちゃうという技が革新的でした。体感的にはカレーを煮込むよりも早く完成しちゃったよ。

【ビーツにしか出せない色鮮やかさ】

具材はシンプルに肉、じゃがいも、キャベツのみ。短時間煮込んだだけなのに野菜はほんのりビーツ色に染まっていました。トマトじゃなくビーツだからこそ出せるこの色味、とっても可愛い♡

仕上げにサワークリームと乾燥ディルをトッピング。

レシピカードではつけあわせにはライ麦パンがおすすめされていたのでので用意してみました。

【気軽につくれるのに本格的♪】

味はトマトスープに近いけど、トマトだけではない酸味があとを引く美味しさです。肉や野菜の旨味と「ルナ ボルシチ」だけで味がすっかり完成している!

乾燥ディルがない場合はパセリやバジルでもいいと思いますが、サワークリームは絶対合ったほうがいいです。

気軽につくれるのに本格的に仕上がっちゃいました♪

 

スープにとろみはついていないので、食べごたえのあるライ麦パンと組み合わせるとボリューム感ある食事になりました。ほかにはバゲッドなどのハード系のパンとも相性がよさそうです。

レトルト100%じゃないから、簡単なのにつくった達成感も味わえちゃう「ルナ ボルシチ」。はじめてボルシチに挑戦する方にめちゃおすすめなのでした!

参考リンク:KALDI「ルナ ボルシチ」
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch