台湾には、かわいい雑貨やレトロな街並み、こだわりたっぷりの台湾グルメやスイーツと出会える場所がたっくさん♪

このシリーズ記事では、台湾在住筆者が女子旅やソロ旅におすすめしたいスポットやお店を、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。

第7回は、台湾の伝統的な豆乳スイーツ「豆花(ドウフア)」の人気店「榕美樹館(ロンメイシュウグアン)」を紹介。木のぬくもり溢れるおしゃれな店内で、こだわりトッピングの豆花をいただきましょう♪

【台北の中心地にあるおしゃれな豆花屋さん】

台北MRT雙連駅から歩いてすぐの場所にある「榕美樹館」は、古い街並みに溶け込むように佇むおしゃれな豆花屋さん

店内は白とこげ茶色を基調としたシンプルな内装で、木製のテーブルにぬくもりを感じます。壁にはいくつか絵画が飾られていて、まるで美術館のような落ち着いた雰囲気です。

【素材にこだわった豆花です】

ここで楽しめるのは、50年以上続く伝統的な方法でつくられるシンプルな豆花。まずは席に着き、メニュー表をチェックしてみましょう!

「二品豆花」は2種類、「三品豆花」は3種類、自分の好きなトッピングを選べるメニュー。より自分好みにするなら、豆花とシロップのみの「純豆花」にして自分でトッピングを選ぶのがいいかも♪

追加できるトッピングは14種類

・わらび餅みたいな仙草ゼリー(仙草粉粿 / シエンツァオフングイ)
・さつまいも団子(薯薯圓 / シューシューユエン)
・タロイモ団子(芋頭圓 / ユートウユエン)
・ハト麦(珍珠小薏仁 / ゼンジューシャオイーレン)
・サゴパール(紅糖西谷米 / ホンタンシーグーミー)
・アロエ(蘆薈 / ルーフイ)
・あずき(厚工紅豆 / ホウゴンホンドウ)
・仙草ゼリー(嫩仙草 / ヌンシエンツァオ)
・黒糖タピオカ(黑糖小粉園 / ヘイタンシャオフェンユエン)
・チアシード(奇亞籽 / チーヤーズ)
・タロイモペースト(芋泥球 / ユーニーチウ)
・雲林産やわらかピーナッツ(雲林軟花生 / ユンリンルアンフアシェン)
・季節のフルーツこんにゃくゼリー(季節水果蒟蒻 / ジージエシュイグオジュールオ)

こちら、すべて台湾産という素材へのこだわりを感じます。

【看板メニュー「招牌榕豆花」】

決まったら、カウンターで注文&会計を済ませます。レシートに番号があるので、呼ばれたらカウンターに取りに行きましょう。

私が注文したのは、看板メニューの「招牌榕豆花(ジャオパイロンドウフア)」

こちらは豆花とシロップに、お店のオススメの「仙草粉粿」「薯薯圓」「芋頭圓」のトッピング3つがあらかじめセットになっています。価格は80元(日本円で約352円)。

まずは豆花をひと口いただいてみると……ふるっと口当たりなめらかなプリンのような食感! ほのかな豆乳の味ときれいに透き通った黄金色のシロップの甘さが重なり合います。

豆花って、このやさしい食感と甘さにほっこりしちゃうんですよね〜♪

わらび餅のような仙草ゼリーもプルプル食感で、このほろ苦さが甘いシロップによく合います。

トッピングのさつまいも団子とタロイモ団子も、器の中へ投入。

どちらのお団子も弾力のあるモチモチとした食感の中にお芋の粒々が残っていて、お芋そのものからくる素朴な甘さを感じます。

台湾の伝統的なスイーツをこだわりのトッピングと一緒にいただくって、なんとも贅沢です♡

【台北MRT雙連駅でグルメめぐり】

台北MRT雙連駅周辺には朝からにぎわう雙連市場やマンゴーかき氷の人気店「冰讚(ビンザン)」、食べ歩きが楽しい「寧夏夜市(ニンシアイエシー)」など、台北観光でおすすめしたいスポットがたくさん。

ぜひ、豆花を味わったら、駅周辺のお店を探索するのも楽しいですよ♪

※日本円への換算は、2023年4月現在のものです

■今回紹介した店舗の情報

店名:榕美樹館
住所:台北市中山區民生西路66巷21號1樓(Googleマップ)
営業時間:12:00~20:00(火曜日~木曜日)、12:00~21:00(金曜日~日曜日)
定休日:月曜日

参考リンク:榕美樹館(Facebook)、Instagram @ronmuseum
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch