白いごはんはもちろん、料理のアレンジにも、常備しておけば重宝する昆布の佃煮。

私もフジッコの「ふじっ子煮シリーズ」を買うのですが、このたび「ふじっ子煮MIRAI」なる新シリーズが誕生したのだそう!

その特徴はズバリ、北海道産の「生昆布」を使っていること。……「生昆布」ってナニ? これまでのふじっ子煮と何が違うの……!?

まずは食べてみてよ、と編集部にふじっ子煮MIRAIの「おやさい生昆布」&「梅入り生昆布」が届いたのでレポしますっ。

【フジッコの新たな取り組み】

通常「ふじっ子煮」に使われている昆布は、海で収穫されたものを1度「乾燥工程」を経て出荷されます。

しかし近年、昆布生産者の高齢化や後継者不足が進んでいるそう。高齢化した昆布生産者にとって、「乾燥工程」は非常に重労働であることから、少しでも負担を減らそうと誕生したのが「ふじっ子煮MIRAI」

水揚げした昆布をすぐに洗浄、切断し、冷凍貯蔵する形をとっているんですって。

まさに、昆布漁のMIRAI(未来)を見据えた商品ですね……!

でも、消費者としてはお味も気になるところ。さっそくいただいてみましょうっ。

【生昆布のお味はいかに…!】

今回は商品本来の味がわかるよう、白いごはんの上に乗せて食べてみます。

■ふじっ子煮MIRAI おやさい生昆布

驚いたのは、昆布だけでなくごぼう、れんこん、たけのこという3種類の野菜が入っている点! 食べてみると、昆布のもっちりと弾力ある食感とシャキシャキした歯ごたえを楽しめます。

かつお節、さば節で甘辛く煮付けたような味わいも相まって、お惣菜感覚の1品。白いごはんと「おやさい生昆布」だけでじゅうぶん満足感があります。

■ふじっ子煮MIRAI 梅入り生昆布

こちらは「きくらげ」が入ってるのですが、コリコリ感がたまらん~っ♪

また、「きざみ梅」は意外と酸味よりも爽やかな甘さが際立っています。これは梅干しの酸っぱさが苦手な人や、お菓子の梅昆布が好きな人なら、ハマっちゃう味じゃないでしょうか……!

【食べ比べてみた結果…】

ではさっそく、「ふじっ子煮MIRAI」と、定番商品の「ふじっ子煮 ごま昆布」と食べ比べてみましょう!

見た目は「ふじっ子煮」がしっかり色ツヤがあるのに対して、「ふじっ子煮MIRAI」は透明感があります

味は昆布がギュッと煮詰まった「ザ・昆布佃煮」な「ふじっ子煮」に比べると、さすが生昆布。「ふじっ子煮MIRAI」はフレッシュな昆布の味が楽しめました。

比較してみるとかなり違いがあるので、まずは食べ比べてみるといいかも。

【昆布好きは試してみて♪】

ちなみに、家族にも食べ比べてもらいましたが、全員一致で、昆布の味や食感をそのまま楽しむなら「ふじっ子煮MIRAI」とのこと。

生昆布を使うことで、弾力のある食感とフレッシュな味を楽しめる「ふじっ子煮MIRAI」。いつものふじっ子煮とはひと味ちがうので、ぜひ試してほしいです!

「おやさい生昆布」「梅入り生昆布」ともに税込み267円で販売中。お近くのスーパーなどでチェックしてみてください♪

次回はこれらの生昆布を使ったアレンジレシピにトライ! どんな料理が楽しめるのか、どうぞお楽しみに。

参考リンク:フジッコ(1) (2)
撮影・執筆:鷺ノ宮やよい(c)Pouch
Photo:(c)Pouch