東京の夏の風物詩のひとつ「高円寺の阿波おどり」。

しかしご時世上、ここ数年は屋外での開催はならず……。長らくあの賑わいを見ることができず、恋しく思っている人も多いのではないでしょうか。

けれどもう、そんな寂しさとはさようなら。今年2023年、なんと4年ぶりに完全復活することが決定しましたよ〜!

【あの賑わいを再び体験できる!】

2023年8月26日、27日の2日間、午後5時から午後8時に開催される「第64回 東京高円寺阿波おどり」。

会場となるのは、JR「高円寺」駅、東京メトロ・丸ノ内線「新高円寺」駅周辺商店街および、高南通りの8演舞場です。

2019年に開催された際には101万人を動員、1万人が踊り、100万人が歓声をあげました

通りを埋め尽くす人、人、人。はじける笑顔と笑い声ーーー。今年再びあの活気と賑わいを体験できると思うと、嬉しくて今から興奮が止まりません〜!

【高円寺の阿波おどりとは】

街の賑わいを求めて1957年にスタートした「東京高円寺阿波おどり」。

始めは1つの商店街で行われていましたが、その後、隣接する商店街や周辺の町会・自治会にも拡大していき、東京の夏を代表する一大イベントへと成長しました。

ところが、コロナの影響により、2020年は完全中止。2021年の無観客&オンライン配信、2022年の屋内公演を経て、ようやく今年2023年に屋外開催が叶います。

踊り手も観衆も「待ちに待った」イベントということもあり、今年は例年以上の盛り上がりをみせそうですね!

【ひと足先に台湾でも開催!】

本番に先がけて、5月11日から5月13日には4年ぶりに「東京高円寺阿波おどり台湾公演 2023」も開催。桃園市、雲林県、台北市に総勢95名の踊り手が集結します。

「なぜ台湾?」と思った人もいるでしょうが、実は高円寺と台湾には浅からぬ縁があるのです。

さかのぼること2011年に少年野球の交流が始まり、2015年には杉並区と台湾の文化協定が締結。同年に初めて阿波踊りの台湾公演が開催されました。

台湾でも大いに盛り上がりそうな予感♪ その興奮と熱気をぜひ高円寺にも持ち帰ってほしいものです!

参照元:NPO法人 東京高円寺阿波おどり振興協会YouTubeプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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