日本の夏の風物詩「夏祭り」。毎年全国各地でたくさんの夏祭りが開催されています。
しかし、数年間続いた自粛モード。落ち着いてきた今年2023年は、特に盛り上がりをみせそうなんです。
ご紹介するのは阪急交通社が発表した「日本の夏祭りランキング」。このランキングを参考に、行ってみたいお祭りを探してみませんか?
【8〜2位をチェック!】
阪急交通社が、昨年2022年に催行した夏祭り関連ツアーの申込者数をもとに制作した「日本の夏祭りランキング」。まずは8〜2位までを一気にどうぞ〜!
8位 五山送り火(京都):開催日 8月16日
7位 盛岡さんさ踊り(岩手):開催日 8月1日〜8月4日
6位 よさこい鳴子踊り特別演舞(高知):開催日8月9日〜8月12日
5位 五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた / 青森):開催日 8月4日〜8月8日
4位 祇園祭(京都):開催日 7月1日〜7月31日
3位 阿波おどり(徳島):開催日 8月12日〜8月15日
2位 おわら風の盆(富山):開催日 9月1日〜9月3日
京都からは「五山送り火」と「祇園祭」の2つがランクイン。祇園祭の見どころのひとつでもある山鉾(山車の一種)は、「動く美術館」と称されるほど豪華な装飾で知られています。
そのほかにも、「よさこい」「ねぶた」「阿波おどり」と人気のお祭りが名を連ねており、納得の結果という印象です。
昨年もたくさんの夏祭りが復活しましたが、会場変更や参加人数の制限など、規模縮小を余儀なくされたイベントも多くありました。そのぶん、今年はますます観光客が増える予感がします。
【1位に選ばれたのは…?】
強敵を押しのけて栄えある1位に輝いたのは「東北四大夏祭り」です。
巨大なねぶたが見ものの「青森ねぶた祭」、46個の提灯がぶら下がる高さ約12mの竿を手のひらや額に乗せて歩く(!)「秋田竿燈まつり」、花飾りのついた笠を手にして踊る「山形花笠まつり」、豪華な笹飾りが人々を魅了する「仙台七夕まつり」。
8月上旬にまとまって開催されるので全制覇も夢じゃないかも。
2023年の開催期間はこちら!
青森ねぶた祭:8月2日〜8月7日
秋田竿燈まつり:8月3日〜8月6日
山形花笠まつり:8月5日〜8月7日
仙台七夕まつり:8月6日〜8月8日
【このお祭りが気になる!】
ちなみに……個人的に気になっているのは、2位にランクイン&昨年3年ぶりに開催された「おわら風の盆」です。
「おわら風の盆」は、300年もの歴史がある幻想的な伝統行事。台風を避け豊作を祈願するという由来があると言われていて、浴衣やはっぴ姿の男女が編み笠をかぶり、おわら節という歌に合わせて3日3晩踊り歩くんです。
昔話にでも出てきそうな神秘的な雰囲気に誘われて、富山まで足を延ばしてしまいそう……! ぜひ生で体験してみたいものです。
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