台湾南部に位置する都市・台南。
台南旅行で多くの観光客が訪れるスポットが、台湾で最も古いと言われている商店街「安平老街(アンピンラオジエ)」です。
歴史ある街並みを歩きながら、ふるふるの豆花(ドウファ)や “揚げたての名物お菓子” をぜひ味わってみてほしいっ♪
さっそく、街の様子やおすすめ店を紹介します。
【港町にある古い町並み「安平老街」】
台南の西側にある安平老街。「安平」とは港町で、かつて貿易の街として賑わっていました。
そんな「安平老街」は300年以上前のオランダ統治時代に誕生した道で、台湾で最も古い商店街と言われています。
昔ながらの面影を残す通りには、お土産店や屋台がたくさん並びます。
ここでよく見かけるのが、「エビせんべい(蝦餅)」や「フルーツの砂糖漬け(蜜餞)」。お土産にこれらを買うのが定番で、いろんなお店で販売されているんですよ!
【食べておきたい絶品スイーツ】
ここでぜひ食べたいスイーツが、「同記安平豆花(トンジーアンピンドウフア)」の豆花です。
1970年創業のこちらのお店は、昔ながらの製法で作られた豆花が“安平必食グルメ”として人気で客足が途絶えないんです。
豆花は全部で4種類。
・伝統的な白い豆花(傳統白豆花 / チュアントンバイドウフア)
・竹炭豆花(竹炭黑豆花 / ジュータンヘイドウフア)
・豆乳をかけた豆花(純濃豆漿豆花 / チュンノンドウジャンドウフア)
・牛乳をかけた豆花(香濃鮮奶豆花 / シャンノンシエンアイドウフア)
トッピングは、2種類まで加えることができます。
・あずき(紅豆 / ホンドウ)
・タピオカ(珍珠 / ゼンジュー)
・緑豆(綠豆 / リュードウ)
・レモン(檸檬 / ニンモン)
※レモンは伝統的な白い豆花と竹炭豆花のみトッピング可能。
私は、「伝統的な白い豆花」に「あずき」と「タピオカ」をトッピングで注文♪ 価格はお手ごろな35元(約160円)でした。
モチっとした食感だけど粒が小さめで食べやすいタピオカや、甘さ控えめのあずきも豆花のおいしさをより引き立ててくれていました♡
ふるっとした舌触りの豆花に甘いシロップがやさしく絡み合い、素朴な味わいに癒されます。
今回訪れたのは安平老街から目と鼻の先にあるアクセスの便利な2号店。少し離れたところにいくと本店もありますよ。
【伝統的なお菓子「白糖粿」を食べ歩き】
もう1つおすすめしたいのが、台南で昔から親しまれている「白糖粿(ベーダングイ)」。
揚げたてのお餅に砂糖をまぶした素朴なスイーツなのですが、「味珍白糖粿(ウェイゼンベーダングイ)」という屋台はそのお砂糖のフレーバーが20種類と豊富なんです!
2本で1セットなので、フレーバーを2種類選べます!
店先にパウダーがずらっと並んでいるので指さして注文してもOKです♪
私は「アッサムミルクティー(阿薩姆奶茶)」と「アールグレイ紅茶(伯爵紅茶)」をチョイス。価格は40元(約180円)です。
※フレーバーによって値段が異なります。
熱々のお餅は外側はサクッと中はふんわりしていて、日本のお餅よりも軽い食感。
ぜひ揚げたてをパクっと食べてみていただきたいです♪
【安平老街へはどうやって行くの?】
安平老街は市内から少し離れていて、台湾鉄道・台南駅からはタクシーで20分ほどの距離です。2番、99番から出ているバスでもアクセスできますが、本数が少なく路線が少し複雑なので、台湾のバスに慣れていない方にはタクシーを使うことをおすすめします。
台南へ訪れた際には、ぜひ安平老街散策を楽しんでほしいです♪
■今回紹介した店舗
・豆花
店名:同記安平豆花2号店(中国語)
住所:台南市安平區安北路141-6號(Googleマップ)
営業時間:平日10:00~22:00、土日祝日9:00~22:00
定休日:なし
・白糖粿
店名:味珍白糖粿
住所:台南市安平區古堡街26號(Googleマップ)
営業時間:平日11:00~18:30、土日祝日10:00~19:30
定休日:月曜日
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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