台北から台南や高雄、台中など台湾地方都市への移動に便利な「台湾高速鉄道(台灣高鐵)」。

地下鉄MRTやバスは飲食禁止ですが、台湾高速鉄道は車内販売もあり飲食OK!

ということで、台南旅行から台北へ帰るときに高鉄限定のお弁当を楽しんでみることにしました。

台湾高速鉄道に乗る予定がある人はもちろん、駅弁好きさんにはぜひチェックしてほしい~♪

【お弁当を車内販売で買ってみた!】

台湾高速鉄道に乗車すると、何度か通っていく車内販売のカート。飲み物やお菓子、アイスクリームやパンなど色んなものを販売しています。

その中でも、今回スポットライトを当てたいのがお弁当!

2023年8月現在のラインナップは以下の3種類です。

・台湾風ポークカツ弁当(香滷肉排盒餐 / シャンルーロウパイフーツァン)
・胡椒風味のチキンカツ弁当(香烤雞腿排盒餐 / シャンカオジートゥイパイフーツァン)
・野菜ロール巻きの菜食弁当(素鵝鮮蔬盒餐 / スーアーシエンシューフーツァン)

価格はどれも100元(約450円)です。

ちなみに……公式ホームページにメニューが日本語で載っているので参考リンクからぜひチェックしてみてくださいね!

購入するときは、横を通るときに手を挙げて車内販売の方に合図し、食べたいメニューを伝えましょう。

私は「台湾風ポークカツ弁当」(100元)と、台湾高鉄とカナヘイコラボの「ボトルウォーター」(20元 / 約90円)で合計120元(約540円)でした。お会計は現金のみなのでご注意を。

鮮やかなピンク色のお弁当箱には、台湾観光を楽しむくまのイラストが。さりげなく「ポーク」と日本語も書かれているのもニクイですね!

ボトルウォーターのイラストは「ピスケ&うさぎ」。高鉄の帽子をかぶっている姿は愛嬌がありますね♡

【蓋を開けると…!?】

さっそく蓋を開けてみましょうっ。オープン!

ご飯の上には色とりどりの野菜に煮卵、まん中には迫力満点の大きなポークカツがど~〜〜んとのせられています。

びっくりするのはこれだけじゃなく、台湾の駅弁は必ずあたたかい状態で提供されるんです。ホカホカのご飯って嬉しくないですか♪

まずはポークカツをがぶっといただくと、厚みのあるお肉はしっとりとしていて醤油ベースの味付けが濃いめ。食べ応えがあって、ご飯がすすむわ~♡

付け合わせの野菜もカラフルで何種類もあり、バランスよくいただけて満足でした。

【販売している時間に注意です!】

お弁当を買うときに注意したい点がひとつ。

それはお弁当が購入できるのは、北側と南側のそれぞれの始発駅である南港と左營駅の発車時刻が、10時半~13時、そして17時~19時の便に限られるということ。

つまり、ランチかディナーの時間帯に走っている列車でしか車内販売でお弁当を購入することができないんです。

しかーし!

高鉄の駅構内でも同じお弁当が「高鐵便當(高鉄弁当)」で販売されているのでご安心を。ただし、こちらも10時半〜13時、17時〜19時のみの営業なのでご注意を。

台湾高速鉄道に乗る機会があったら、ぜひ高鉄限定のお弁当味わってみてほしいですっ。

※日本円への換算は、2023年8月現在のものです。

参考リンク:台湾高鉄(日本語)
執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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▼側面にも、高速鉄道のイラストが描かれていて可愛いっ。

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