東京・六本木と福岡・天神に店舗を構える「文喫(ぶんきつ)」。

「偶然の出会い、ひと目惚れの瞬間、深みにはまる本との関係」をキーワードに活動する “体験型本屋” で、入場料のある本屋としても話題になりました。

そんな文喫が、店舗を飛び出し出張することに! ひょっとしたら、あなたの街にもやってくるかもしれませんよ。

【どんなことをするの?】

日本出版の子会社・株式会社ひらくが運営する文喫の出張企画として生まれた「文喫ハナレ」。

その土地、季節に合わせて “場所” をプロデュース。地域における取り組みに「本」を掛け合わせ、ジャンルや行動を制限せず遊びやコンテンツを提供することで、居心地の良い空間を演出します。

記念すべき第1弾の出張場所は静岡県駿東郡長泉町! 2023年9月1日から10日間、「駅前リビング」と称した社会実験が行われました。

【駅前をリビングに】

持続可能かつ、日常的なにぎわいを目的に行われた「駅前リビング」。

「みんなの居場所づくり」をテーマに、街の中に巨大なテーブルとイスを設置。カラフルな本棚も置いて、文喫ディレクターが厳選した14のテーマからなる本を並べました。

期間中、訪れた人は約1300人にもおよび、来場者アンケートでは、約7割の方が「自由に過ごせる(誰もが思い思いの過ごし方ができることが好印象)」と回答しました。

読書の秋、青空のもとで本を読むのも楽しそうです。ここに来れば出会うこともなかった、運命の1冊に出会えるかも……!

【現在は茨城県に出張中!】

「文喫ハナレ」第2弾の出張場所は、茨城県常総市の水海道駅周辺エリアです。

10月1日から11月26日まで開催される社会実験「Joso Collective」に参加しているので、近くの方はぜひ偶然の本との出会い、遊び心溢れるコンテンツを楽しんで♪

文喫は今後について、「さまざまな地域に展開することを目指す」と明言しているので、どんどん全国へと広がるのではないでしょうか。

参照元:文喫プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch