センスのいい手土産やスイーツギフトを贈りたいーーー。

有名どころはもう食べたことがあるだろうし、パッケージも可愛いものがいい。人と違う、それでいて美味しい、もらったら絶対にテンションが上がってしまうスイーツはないものか……。

そもそもスイーツが好きなあの人は何を贈れば喜んでくれるんだろう。

そんなふうに迷っていたら、編集部に「しろいし洋菓子店」と書かれたクッキー缶とパウンドケーキが届きました。

聞いたことないお店だけど、ちょっと開けてみましょうか。

【架空のパティスリーでした】

「しろいし洋菓子店」は架空のパティスリー。2023年10月12日にチーズタルトが有名な「BAKE(ベイク)」から登場した新ブランドです。

「マンション・インディゴ」の1階にあるという「しろいし洋菓子店」、そしてそのマンションに住む住人の推しお菓子たち……という物語で、 “そのお菓子を推している住人の部屋番号” がお菓子の名前になっているんです。

不思議な世界観のスイーツですが、食べていると自分も「マンション・インディゴ」の住人になれたような気分になっちゃいました!

【夢いっぱいのクッキー缶が美しい】

「しろいし洋菓子店のクッキー缶」(3200円)は、見た目もおしゃれなクッキー缶。一見コンパクトなサイズですが、この中にはスイーツ好きの夢が詰まっているのです。

フタを開けると……う、う、美しい〜!! ぎっしりとクッキーが並んでいて、思わずうっとりしてしまいます。

ちなみにクッキーは「501号室 夜更かしのためのクッキー4種類」。<発酵バター、アールグレイ、アーモンド、チョコ&カカオニブ>のお味が楽しめます。

どのクッキーも北海道産の小麦粉とバターにこだわっていて、すごく美味しい。サクッとした食感に、しっかり感じるバターの風味。味も見た目も満点で、もう大満足してしまいました。

【サプライズが…!】

クッキーの美味しさにすっかり感動してしまった私ですが、この先にもまだサプライズが待っていました。

このクッキーの下段には……フロランタンとブールドネージュが隠れているではありませんか!! これは嬉しいサプライズです♡

真ん中にある「302号室 絵描きとリスの窓辺でかじるフロランタン」はサクサク食感のクッキー生地×アーモンドを混ぜ込んだキャラメルが香ばしいお菓子。

最下段の「201号室 雪の降らない日のブールドネージュ」はほろほろと儚い口溶けが美味しい、雪みたいな見た目のお菓子。

どちらもやっぱり美味しかったです…!!

味はもちろん食感も違う3種類のお菓子が1度に楽しめる、完璧すぎるクッキー缶にすっかり夢中になってしまいました♡

【しっとりパウンドケーキ】

「403号室 水平線の先まで持っていきたいパウンドケーキ」(13cm / 2538円)には、2つのお味が登場しています。

「ショコラ&マロン」は、ヘーゼルナッツ香るチョコフィリングがマロン風味の生地と相性抜群!

「アールグレイ&クリームチーズ」はアールグレイの茶葉を練り込んだ生地と北海道産のチーズを使ったフィリングの組み合わせがお互いを引き立て合っています。

お味が美味しいのはもちろんなのですが、しっとりふんわりした食感に驚き!

最初にネーミングを見たときは「水平線の先まで持っていきたい…?」と思いましたが、実際に食べてみると納得しました。これは水平線の先まで持っていきたいっ!!

小さいサイズが食べたいときには、7cm(691円)の小さなタイプも販売されていますよ。

【どこで買えるの?】

全てのお菓子に共通していたのは、北海道産の素材にこだわっていてものすごく美味しいこと。

パッケージや世界観もおしゃれで、私はすっかり「しろいし洋菓子店」のお菓子に夢中になってしまいました。

ちなみに “架空のパティスリー” なので実店舗は存在しません。公式オンラインショップ「BAKE the ONLINE」からお取り寄せするか、2023年11月30日までは全国の「BAKE the SHOP」4店舗(⾃由が丘店、⼤丸⼼斎橋店、松坂屋静岡店、コトチカ京都店)で購入が可能です。

どれも安定した美味しさなので、スイーツにこだわる人への手土産や贈り物にしても絶対に喜ばれると思います♡

参考リンク:しろいし洋菓子店
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch