スマホやタブレットが当たり前の時代になり、手書きでノートを取ったり、スケジュールを管理したりすることが、以前に比べて減りました。

それでもやっぱり手書きには手書きの良さがあるし、何より文房具って可愛いんですよね。ってことで、わたしは今も日々のToDoはバレットジャーナル的に手書きで管理しています。

そんなわたしが今回使ってみるのは、編集部に届いたパイロットの名品フリクションシリーズの新作「Waai(ワーイ)」。なんだその名前可愛い。

「おしゃれにひとくせ」をテーマにした新色8色と数量限定のマーカーセットとのこと、これは使うのが楽しみですよ……!

【オトメゴコロをくすぐる色と形】

編集部に届いたサンプルは、2023年11月2日にパイロットから発売された数量限定「フリクション Waai マーカー 3本セット」

ボールペン(ボール径0.5mm)2色とマーカー(筆記幅3.3mm)1色の3本セットで、色展開は以下のとおりです。

<VELVET RED SET>ブラック、ベルベットレッド、レッド
<TURQUOISE SET>ブラック、ターコイズ、ソフトグリーン
<MINI GRAY SET>ブラック、ミニグレー、グレー
<DRY PEACH SET>サンドベージュ、ドライピーチ、ペールオレンジ
<CHEEK PINK SET>サンドベージュ、チークピンク、コーラルピンク
<CHILLY BLUE SET>サンドベージュ、チリーブルー、スカイブルー

どれも、ひとことで表せないようなくすみや深みを感じるカラーでめちゃくちゃツボ。

このセットを買うだけでベースカラー(ブラック or サンドベージュ)、アクセントカラー、マーカーを入手でき、何も考えずそのまま使うだけでおしゃれな配色でノートや手帳が書けてしまうというのもうれしい!

ペン本体も、丸みが合ってマットな質感。ライトグレージュのカラーが可愛さと大人っぽさを兼ね備えていて、コロンと転がっているだけで絵になるフォルムです。

【どう組み合わせても可愛い!】

実際にしばらく使ってみたのですが、フリクションシリーズなのできれいに消えるのはもちろん、どの色を組み合わせても可愛くなるのが「ワーイ」のすごいところ。

まず、サンドベージュとミニグレーはシャープペンシンル代わりに使えるような色合いで、ほかのどんな色とも相性がいいです。また定番のブラックも、いわゆる黒いボールペンに比べると透け感ががあり、紙面がキツくならないのがポイント高め。

カラー系ではベルベットレッドの深みとチリーブルーのパウダリーな色が最高で、メモ書きを強調するときなどによく使うようになりました。もちろん、カラー×カラーで書いても可愛いので、同系色・補色でいろいろ組み合わせるのも楽しい。

もともと文具好きですし、手書きで手帳をつけていることもあってペンはいろいろ持っているのですが、それでも「ワーイ」の色が可愛くて、つい手が伸びてしまいます。

【ちょっぴり気になった点もありました】

ただ、使っていて気になった点もいくつか。まず、やわらかい紙質のノートに書くときにちょっとペン先が引っかかることがあること。これはわたしの書き癖の影響もあるのですが、わりとペンを寝かせて書くタイプだからか、特に使い始めのころはペン先が引っかかってしまうことが多かったです。

あとは、マーカーの発色が色によってはかなりハッキリしていること。

蛍光ペンのような感覚で強調に使うと、濃すぎると感じる色もあるかもしれません。ただ、わたしはこのハッキリ発色が気に入っているので、ラインマーカーというよりはなにか項目を囲ったり、ちょっとしたイラストを色づけたりするのに使っています。

ちなみにフリクションシリーズだと、わたしは「フリクションライト ソフトカラー」をラインマーカーとして愛用しています。

パステルカラーがめちゃくちゃ可愛い、そして消せる。最強。これは提供品ではなく私物ですが、本当にシンプルにおすすめです(笑)。

【文具好きは買って損なし!】

消せるボールペン「フリクション Waai」は税込み253円、数量限定の「フリクション Waai マーカー 3本セット」は税込み671円。

ノートを取る機会の多い若い世代をターゲットにした商品とのことですが、文具好きなら老若男女問わず使って楽しくなるカラー展開なので、買って損はしないと思います。

来年のスケジュール帳を用意した方、普段から手書きでメモを取る方。ついでにペンにも、新しい色合いを増やしてみませんか?

参考リンク:PILOT楽天Amazon
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch