台湾上陸5周年を迎えた「松屋」

メニューは日本とほぼ変わらないと思っていたのですが、モーニングに台湾限定メニューがあるのを発見しちゃいました。

台湾の伝統的な朝ごはん卵クレープこと「蛋餅(ダンピン)」が食べられるなんて、盲点だったわ……!

とっても気になるので、台北の松屋へ行ってきました♪

【台北の西門町にある松屋へ】

今回訪れたのは、松屋の台北西門町店。

外観は日本とほとんど変わらないように見えますが、MATSUYAというローマ字表記が大きく書かれていたり、バイクがたくさん停まっているところに台湾っぽさを感じました。

店内は広々としていて、テーブル席のみ。テーブルとテーブルの間隔も広く、ゆったりくつろげる雰囲気ですよ♪

【松屋の朝定食をチェック!】

モーニングの提供時間は、朝5時から11時まで。日本でもおなじみのメニューもあれば、台湾にしかないメニューもあります。

注文は日本と同じく店内のタッチパネルで。言語は中国語、英語、日本語から選べるので、観光客でも安心です♪

ちなみに台湾の朝ごはんとしてよく食べられている「ダンピン」とは、クレープ生地を卵と一緒に焼いたものにトッピングをのせ、くるっと巻いて食べやすい大きさにカットしたグルメのこと。

松屋のダンピンは、「牛肉のみ」、「牛肉&チーズ」の2種類があるみたい。私は今回、「ビーフチーズエックロール(牛肉起司蛋餅 / ニウロウチースーダンビン)」を注文してみました。

お値段は50元(約235円)で、クレジットカードなどのキャッシュレス決済も可能です。

ここからは日本と一緒。お会計を済ませたら番号が書かれた紙がレシートと一緒に出てくるので、店内のパネルに自分の番号が表示されるのを待ちましょう!

【松屋のダンピンのお味は?】

番号が呼ばれ、ダンピンを取りに行ったのですが……なんだかここが松屋ということを一瞬忘れちゃいそうな見た目だわ!

さっそくタレをつけて、いただきますっ。

ダンピンの生地は薄めでもっちりとした食感、そして中身はまさに牛めしでした。牛肉だけでなく、ちゃんと玉ねぎまで入っているんですもの。

そこからチーズがとろ~んとのび、卵のまろやかな味とネギが薬味として主張してくるのがおいしい~~~♪

タレは台湾で一般的な醤油膏(ジャンヨウガオ)と呼ばれるしょうゆベースのとろみソースではなく、ピリ辛の焼肉ダレのような味でした。これがまた食欲を刺激してくる〜っ。

松屋の牛丼と台湾のダンピンがよい感じにコラボしていて、朝から大満足なひとしなでした。これ、日本で販売しても人気でるんじゃないかな……!

※日本円への換算は、2023年11月現在の情報です

参考リンク:松屋(Facebook)
執筆・撮影:Yui Imai
Photo:(c)Pouch