台湾朝ごはんの人気メニューのひとつ「蛋餅(ダンピン)」

もっちりつるんとしたクレープみたいな生地と台湾風ケチャップの海山醤(ハイシャンジャン)ソースが気軽に挑戦できる手づくりキットがフェリシモのナチュカル・シュークラブにて販売中だよ。

監修は台湾式食養生にもとづいた台湾の家庭ごはんを提案している小宇宙食堂のリンシエさん。

ちょっぴり特別な南台湾のやさしい朝ごはんをつくってみたら、時間の流れがゆったりまったり流れちゃいました♪

【キットにはこんなものが入ってます】

編集部に届いた「小宇宙食堂リンシエさんの台湾の朝ごはん 蛋餅と海山醤ソース手づくりキット」にはこんなものが入っていました。

・レシピカード
・ミックス粉×2袋
・びん
・海山醤ソースキット

ミックス粉は2袋入っているので、レシピカードにある「きほんの蛋餅」、「海山醤」のほかに「蛋餅粉のアレンジレシピ 潤餅」のレシピにも挑戦できちゃいます。

【用意するのは水だけ! 海山醤ソースに初挑戦】

まずは、「海山醤ソースキット」を開封してみました。入っていたのは、

・片栗粉
・白味噌
・醤油
・甘酒
・トマトケチャップ
・酢
・ビートグラニュー糖

キットのほかに必要なものは水だけです。

甘酸っぱい台湾風のケチャップの海山醤ソースは、文字通り海の幸にも山の幸にもなんでも合う万能ソース。

ですが、未体験者の私にはケチャップ、味噌、甘酒(!?)などの組み合わせは未知数。いったいどんな味がするのかしら? ワクワクしてきますね。

作り方はとってもシンプル。材料をすべて混ぜ合わせてからこし器などでこしたら、火にかけて木べらで混ぜます。とろみがついたら火をとめて完成!

とろみは2、3分ほどで出てくるので目を離さないように注意です。

消毒した付属のびんには半分くらい入りました。市販のケチャップに比べると淡い色合いです。

【蛋餅はフライパンでもホットプレートでも】

つづいてもちもちクレープこと「蛋餅」を作ります。

キットに入っているミックス粉のほかに自分で用意するのは、水と卵だけです。

この “至れり尽くせり感” がナチュカル・シュークラブの手づくりキットにはまってしまうポイントのひとつではないでしょうか。

基本的な作り方はクレープと同じ。ミックス粉を水で溶いて、こし器などでこしたら、フライパンまたはホットプレートで焼きます。フライパンの場合、生地のフチが乾いて浮いてきたらひっくり返すチャンスです。

そのあと1度生地を取り出して、同じフライパンで目玉焼きをつくります。まだ黄身が半熟の状態のまま先ほどの生地を上にかぶせ、ヘラなどでやさしく推しながら焼きつけます。

ひっくり返してくるくる巻いたら完成です。

できたての海山醤ソースをつけていただきます。ハサミなどでカットすると食べやすいですよ!

【なんでも台湾風にできる万能ソースだ】

レシピカードの写真よりも若干とろみが強いようにも感じますが、つくりたての海山醤ソースは酸味がかなり効いてるのにどこかやさしい甘さを堪能できるソース。こんなのはじめて!

たしかに白身魚や煮豚など海の幸も山の幸にも合いそうです。何につけても台湾風に早変わりしちゃうなので、台湾ラバーな私はぜひマスターしていつでも手元にスタンバイさせておきたいソースです。

小宇宙食堂の蛋餅は南台湾風で台北などで見かけるものよりももちもちと弾力があり、やわらかい〜。冷めてももちもち感はそのままなのも嬉しい。

シンプルにたまごだけでも十分ごちそうでした。

もちもちぷにぷに甘酸っぱいソースがいいアクセントになっていてこの組合わせ、すごくいいのよ……!

材料はすべて計量済みで使い切りサイズなので、初めての挑戦でもグッとハードルが下がります。ちょっぴり特別な朝ごはんを大好きな台湾風にしてみたら、なんとも優雅な時間が過ごせちゃいました。

参考リンク:NATUCAL CHOU CLUB
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch