無印良品の手づくりキットは、忙しいときでも簡単に調理ができて便利。
台湾好きの私が気になったのは「台湾の焼きビーフン干しえび入り」です!
ほんとうに台湾の味なのか気になったので、台湾に持って行き、味にうるさい台湾人の友人に振る舞ってみることにしました。
遠慮ナシで、正直に感想を語ってもらいましょうっ。
【台湾の焼きビーフンって?】
無印良品で購入したのは「手づくりキット チャオミーフェン(台湾の焼きビーフン干しえび入り)」です。2人前で、お値段は税込み390円。
袋を開けてみると、ビーフンと五香粉(ウーシャンフェン)をきかせた炒めソース、そして干しえびとナッツのトッピングが入っています。
【自分で用意するのは3つ 】
キットを台湾に持っていった私は、パッケージ裏面に書かれている作り方を参考に、むきえび、小松菜、ネギを用意しました。
では、さっそくつくっていきましょうっ。
まず、小松菜とネギをカットします。フライパンに油を入れ、ビーフン、むきえび、小松菜、ネギの順番で重ね入れ、水を加えて蓋をして3分加熱します。
蓋を取り、炒めソースを加えてビーフンをほぐしながら炒めます。ビーフンがやわらかくなって、水気がなくなったらOK!
お皿に盛り付け、トッピングを振りかけたら完成です♪ とっても簡単でしたっ。
【味見をしてみると?】
まずは自分で味見してみましょう。
スパイスがピリッときいていて、日本の定番調味料だけでは出せない味。エビや野菜をたくさん入れたにもかかわらず、味がしっかりとしている!
なかなかおいしくできたと思うんだけど、台湾現地の人はどう思うんだろう?
【味にうるさい現地の友人の感想は?】
今回試食してもらう私の友人は、台湾出身で味を5つ星で評価するのが大好き。
今までに彼女が星4つ以上と評価した料理は「わたしよ!」という感じで心に自己主張してくるのだそう。私がつくった焼きビーフンは、星4つ獲れるかな……!
まずは、料理を見た彼女の第1声がこちら。
「あれ?台湾の焼きビーフンみたいだね~~。(嗯?好像是台灣的炒米粉欸~~。)」
どうやら見た目はいい感じで再現できたみたい。そしてひとくち食べた彼女は、
「なんて表現したらいいんだろう…。見た目は似ているけど、食感が違う。ちょっと太め?噛んだときの感じがちょっと。(要怎麼形容啊…。外表很像、口感不一樣。比較粗?吃的時候有一點粗。)」
と、食感はイマイチのご様子。じゃあ味は?
「これは台湾の焼きビーフンじゃないよ~~~!(這不是台灣的炒米粉~~~!)」
味は残念ながら違うみたいです……。
彼女曰く、焼きビーフンに五香粉を入れることはあまりないとのこと。エシャロット(紅蔥頭)を入れれば、味付けは白コショウと醤油でじゅうぶんなんですって。
具材としてむきえびや小松菜を入れることも少なく、よく入っているのは乾燥シイタケ、玉ねぎ、ネギ、セロリ、豚肉、キャベツ、ニンジン、小エビなどの具材。
では、わたしがつくった台湾の焼きビーフンは星いくつ?と尋ねてみたところ、結果は……。
「台湾の焼きビーフンとしてなら2つ星、日本版焼きビーフンとしてなら3.5つ星。(如果這是台灣炒米粉的話2顆星,日式炒米粉的話3.5顆星。)」
……とのことでした!!! 厳しい~~~(笑)。
おいしいんだけど、キットで台湾の味を再現するのはやっぱり限界があるねぇという結論に至ったのでした。
フライパンひとつで台湾風の料理が作れて便利だし、野菜をたくさん摂れるのがうれしいので、私はリピしたいと思ったんですけどね……! 機会があれば、ぜひ無印良品のキットで作った「台湾の焼きビーフン」と、台湾本場の焼きビーフンを食べ比べてみてほしいです♪
参考リンク:無印良品
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
コメントをどうぞ