1976年から続く夏恒例のフェア「新潮文庫の100冊」。2024年も全国書店でスタートしましたよ~!
100点のラインナップやプレゼントのしおりについてなどフェアの魅力をたっぷりご紹介しますので、ぜひぜひお付き合いくださいっ♪
【2024年の100冊は…?】
「新潮文庫の100冊」は、中高生、大学生など若い読者に向けて古今の名作傑作100点を選定し、7月・8月の2カ月間、全国の書店店頭で展開するフェア。
今年のラインナップを見てみると、『伊豆の踊子』(川端康成)、『こころ』(夏目漱石)、『人間失格』(太宰治)などの日本の名作から、『罪と罰』(ドストエフスキー)、『ロミオとジュリエット』(ウィリアム・シェイクスピア)、『異邦人』(カミュ)などの古今の名作までがずらり。
このほか注目なのが、近年ヒットした作品の数々です。
『大家さんと僕』(矢部太郎)はカラテカ・矢部太郎さんと大家のおばあさんとの交流を描いたエッセイマンガ。ふたりの関係性が素敵でホロリと来ちゃいます。
『夜が明ける』(西加奈子)は「俺」と「アキ」の男同士の友情とその軌跡を描いた物語。多感な年ごろの皆さんにぜひ読んでいただきたい作品です。
『真相をお話しします』(結城 真一郎)は、嘘や隠しごとなど、日常に潜む小さな違和感をテーマにした全5編の短編集。他人の私生活をのぞき見しているようなゾクゾク感が味わえますよ~!
『百年の孤独』(ガブリエル・ガルシア=マルケス)は1967年の作品ですが、最近文庫版が発売されたことでSNSなどでも話題に。海外作品としては異例のペースで爆売れしているという1冊です。
ほかにもバラエティ豊かな作品が勢ぞろい。全100冊のタイトルは「新潮文庫の100冊」フェア公式サイトでチェックして♪
【今年もしおりをプレゼント】
そして「新潮文庫の100冊」フェアといえば、しおりのプレゼントでもおなじみ。
今年はフェア開催中の全国書店で「新潮文庫の100冊」からどれでも一冊買うと「ステンドグラスしおり」がもらえますっ♪
新潮文庫のキャラクター「キュンタ(QUNTA)」がステンドグラス風にデザインされた絵柄は全6種類。なくなり次第終了となりますので、ぜひお早めに……!
【TikTokで動画も公開中】
さらに今年は100冊マッチング動画をTikTokで公開! 爆速で100冊紹介する動画の中からタップして出会った本が、あなたの運命の1冊になるかも……!?
試してみたところ、私は「BUTTER」(柚木麻子)になりました。あ、これ気になっててまだ読んでいなかったんだった!!! ……なんてふうに、思わぬ1冊に出会えるかもしれません♪
【素敵な限定カバーも登場】
このほか、この夏だけの限定カバーにも注目!
ヨルシカとのコラボ限定カバーとなる『文鳥・夢十夜』(夏目漱石)や……
人気イラストレーター「ふすい」さんがイラストを描き下ろした『世界でいちばん透きとおった物語』(杉井光)が登場。
また、毎年大人気のプレミアムカバーは今年も8種類が並びます。各作品に合わせたこだわりカラーが本好きの心をくすぐること間違いなしですっ。
【運命の本と出会うチャンス!】
バラエティに富んだラインナップとプレゼントキャンペーンなどで読書の楽しさを教えてくれるフェア「新潮文庫の100冊」。
この夏、皆さんも運命の1冊を見つけてみて! フェア詳細は公式サイトからご覧ください♪
参照元:「新潮文庫の100冊 2024」公式サイト、プレスリリース、楽天ROOM
執筆:鷺ノ宮やよい
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