さまざまな言葉が巷で流行った2024年。先日発表されたのは「JC・JK流行語大賞2024ノミネート50語」です。
今年、女子中学生・女子高校生の間で話題となった流行語がズラリと並んでいるんですが、現在中学3年生の私の娘がほぼすべて知っていたのに対し、40代の私は半分もわからないという結果に……。
松本まりかチャレンジにまじまじまじんがー、ちゃーん……皆さんはいくつわかるでしょうか?
【ネタ動画の拡散力がスゴい!】
現役の女子中高生がヒト・モノ・コンテンツ・コトバのトレンドを本気で調査し、発表した「JC・JK流行語大賞2024ノミネート50語」。
まず私が気になったのが、「松本まりか」ではなく「松本まりかチャレンジ」、そして「ビヨンセ」ではなく「ビヨンセから守る」になっている点です。
「松本まりかチャレンジ」は、ドラマ『夫の家庭を壊すまで』で松本まりかさんが演じていたワンシーンを完コピするというチャレンジ。娘によると、インフルエンサーの「都(みやこ)」さんがチャレンジした動画が激バズりし、話題になったそう。
ちなみに「都」さん自身も今回、29番目にノミネートされています。
「ビヨンセから守る」は、自分に起きた不幸なことはすべて「ビヨンセから私をまもるためにされたこと」だと思うようにするというネット上のミーム。「好きピが既読無視してきたのはビヨンセからウチを守るためだったことに気づいたとき」なんてリアクション動画が人気だったりするようです。
驚くべきは、松本まりかさんやビヨンセ本人が取り上げられるのではなく、それをネタにした動画がどんどんと量産されバズっていること。
24番目にノミネートされた「もうええでしょう」も、元ネタはNETFLIXのドラマ『地面師たち』ですが、R16+の年齢制限があることから大半の女子中高生は作品自体は観ていないはず。
元ネタとなる人物や作品は詳しく知らずとも、それを題材にしたTikTokやインスタグラムのネタ動画のほうが流行ってしまうというのがイマドキなのだなと思いました。
【これがジェネレーションギャップか】
ほかにも今回のノミネートについて娘と話していて、ジェネレーションギャップを感じる場面が次々に。
「おたまじゃくし中西さん! 私は7年ぐらい前から注目してたよ!」と言えば、「え、何それ古参アピ?(笑) そういうのイタいから(笑)」と鼻で笑われ。
「イリットは知ってる! 韓国の女子グループでしょ?」と言えば、「アイリットな」とソッコーで突っ込まれ。
「ちゃーんってイクラちゃん!? なんで流行ってるの?」と驚くと「いや、ともぴってインフルエンサーが語尾につける言葉だけど。イクラって何?」と聞き返される始末……。
ビックリするほどお互い見えている世界が違うことを痛感してしまいました。
【大賞はどの流行語に…?】
「JC・JK流行語大賞2024」の年間大賞の結果と用語の説明については、12月2日に発表されるそう! まずはノミネートされた50語を皆さんもチェックしてみてください♪
数えてみたところ、私が知っていたのは50個中15個でした。少な~~~! これではある日突然、娘と「え~~~っ、私たち入れ替わってる~~~!?!?」な展開が来ても、とても娘の世界で生きていける自信がありません……。
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