ここ数年の「小学生向け雑誌の付録」ってレべチじゃないですか?
Pouch でもいろいろご紹介してきましたが、今回注目する付録はレベチを超えたレベチ。なんと約24年前に発売されたドコモのガラケー「F503i」が付録になった(!!)というのです。
大人が子どものために本気を出したガチ付録、実際にはどんな感じなのかさっそく検証してみたいと思います!
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【どんな付録?】
2025年2月28日発売『小学8年生 はじめてのプログラミング号』の付録として登場したドコモのケータイF503i。平成ど真ん中の2001年に発売された “いにしえのガラケー” がケータイ型プログラミング体験付録になりました。
見た目はあのガラケーそのまんまですが、電話をかけるなどの機能はなく、
①すぐに遊べる8つのモードを搭載(音が出たりLEDが光ったりする)
②プログラミング体験ができる
といったことができるみたい。②のプログラミング機能が搭載されるのは、なんと付録史上初なのだとか~~!!
遊ぶ前にまずは電池を入れましょう。本体の背面にあるカバーを外して、別売りの単4電池を2本セットしたら準備は完了! カバーはネジで留まっているので、必ずプラスドライバーを用意するようにしましょうね。
【その1:8つのモードで遊んでみた】
今回の付録には、すぐに遊べる8つのモードが搭載されています。
<遊び方>
①付録本体の下部にあるスイッチを「ON」にスライドする
②付属のカードに書かれている指示どおりに操作する(数字キーや「#」「*」のボタンを押すだけ)
<遊びの種類>
・好きなメロディを流せる「着メロ再生」
・数字キーが鍵盤になる「ピアノプレイ」
・ガラケーが早押しボタンになる&正解音も鳴る「早押しクイズ」
・光る順番を覚える「記憶力ゲーム」
・光センサーに手をかざすと運勢を占える「占い」
・なるべく早く電話に出よう「電話早取り」
・引き出しが開くと警告音で教えてくれる「親来たセンサー」
・シークレット
どれも子ども向けの遊びですが、ガラケー世代としてはガラケーならではのあの音が鳴るのがただただ嬉しい。
また、本体のほかに「デコれるシール」や「差し替えができる液晶画面カード」がついてくるのですが、カスタム次第で平成のガラケーが爆誕するところも胸アツでした。あのころはみんな、夢中になってデコっていたよね……!!
【その2:プログラミングに挑戦してみた】
手持ちのタブレットやスマホに専用アプリをダウンロードして、Bluetooth接続すると、プログラミング体験ができちゃうのだとか。自分で着メロを作ったり、LEDを光らせたりできるというんです。
<遊び方>
①付録本体の下部にあるスイッチを「BLE」にスライドする
②プログラミングアプリ「embot(エムボット)」をダウンロード
③本誌に掲載された指示どおりに登録+付録本体とアプリをつなぐ
準備ができたのでトライしてみたのですが……これ、本当に小学生向けの雑誌の付録? わたしイイ大人なのに、全然わかんないんですけど?
アプリ自体、子どもを対象にしているから簡単なはず。指示もいたって単純なのですが、簡略化しているがゆえに、プログラミングに関しては右も左もわからないガラケー世代(主語がデカくてすみません)にはちんぷんかんぷんでした。
本誌にあるとおりに操作してみたものの、なかなかうまくいかずに七転八倒。わからなすぎて「embot」についてイチから検索しちゃいましたよ。とほほ。
令和キッズはプログラミングに抵抗がないのでしょうが、昭和の女にとっては難関でした。私のようにIT方面に自信のないママさんパパさんはちょっぴり苦労しちゃうかもしれません……。
【過去の付録もすごかった】
あまりにもガチすぎた『小学8年生 はじめてのプログラミング号』の付録。お値段は税込み1500円です。
ちなみに、『小学8年生』は学年問わず楽しめる全小学生に向けた学習雑誌。過去の付録もレベチでして、
・月面探査車
・通電ギター
・カードダスマシン
といったものが付録になっていたようです。幼いころからこうした付録で遊べるだなんて、令和キッズという存在自体が「レベチ」なのかもしれませんね……!!
参考リンク:小学8年生、楽天市場、Amazon、丸善ジュンク堂
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch
▼自分で組み立てる「ガラケー用スタンド」もついてきます
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