「臓器」と聞くと、ちょっとグロテスクなイメージ。血を見ただけでも倒れそうになる私などからすると、あまりまじまじと近くでは見たくないものです。
ところがカナダのトロントに住むアリ・ハリソン(Ali Harrison)さんが作り出すのは、美しく神聖にすら見える臓器たち。
どういうことかというと、アーティストである彼女はナイフを使って紙や木の板に心臓や肺、子宮といった臓器をデザインした切り絵を完成させるんです。あまりの繊細さに、臓器というよりも何か幾何学的な模様のようにすら見えてくるほど! まさにカミワザとも言える芸術作品です。……紙、だけに!