22日米国ミズーリ州で発生した竜巻は、壊滅的な被害を与えました。死者は25日までに125名に上るそうです。

住民のアーロンファーマンさんは、被災後のミズーリ州ジョプリンの街を撮影。その画像と同じ場所を撮影したストリートビューの画像とを比較したそうですが、そのあまりの変貌ぶりに衝撃を受ける人が後を絶ちません。

震災前のグーグルストリートビューの画像を見ると、周囲には青々と緑が生い茂り、道路沿いには民家が立ち並んでいます。ところが、アーロンさんが自分で撮影した震災後の写真には、家も木も車もすべてが根こそぎ破壊され、ほぼ痕跡がない状態に。

この様子は、まるで東日本大震災の津波のあとを連想させるほど、日本人としてもけして他人事とは思えない風景。自然災害の脅威をあらためて感じさせると共に、水にも風にも、成す術もない人間の無力さを痛感させます。

ところが、この2枚の画像の一致については賛否両論。紹介するサイトのコメント欄には、2つは違う場所であると主張する人や、アングルの撮り方の違いだと主張する人など。

事実はまだ明確にはなっていませんが、誰にも判別ができないくらいに風景がまったく異なってしまっていることは間違いないようです。

(文=ricaco)

参照元:dvice.com(http://bit.ly/lCDxys